「歯並びを綺麗にして自分に自信を持ちたい」「社会人になる前に歯列矯正をしておきたい」と考える大学生が年々増えてきています。
ですが、高額になりがちな矯正費用を学生が支払うのはなかなか難しいもの。学割があるのかどうか、保険適用で治療は受けられられるか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、大学生が矯正治療を受けられるような費用の負担を減らすコツを解説します。さらに、大学生が歯列矯正をするメリットや歯科医院を選ぶ際に注意する点についてもお話しています。
費用がネックで歯列矯正を迷っている大学生の方の参考になれば幸いです。
大学生の歯列矯正、費用の目安は?学割はある?
個人差はありますが、歯列矯正の治療費は約10~170万円。これは社会人も大学生も同じです。
脱毛やエステなどでは学割サービスを受けられることがあります。ですが、残念ながら歯列矯正においては基本的に学割はありません。
歯列矯正が保険適用になることはある?
歯列矯正が保険適用になるケースも存在します。条件は、以下の3つのうちのどれかが当てはまった場合です。
- 厚生労働大臣が定める疾患があり、噛み合わせの問題がある
- 永久歯の前歯と小臼歯のうち3本以上生えてきていない
- 顎変形症と診断されている
大学生が歯列矯正で保険適用になるケースは、3番目の「顎変形症と診断される」ケースがほとんどでしょう。顎変形症と診断されるためには、歯科医師による綿密な診査が必要です。
顎変形症とは、骨格に問題があり上下や左右のアゴの大きさが著しく異なることで発音や咀嚼などの機能的な問題が生じている状態を指します。
しかし、顎変形症と診断されて歯列矯正をする場合はアゴの骨を切る外科矯正が必須。そのため、手術をするリスクも当然存在しています。
さらに、一定の基準を満たした保険医療機関で治療を行うこと、歯列矯正する際には表側に装置を装着するワイヤー矯正のみと治療方法も限られています。
関連記事:外科矯正ってどんな治療?リスクは?普通の歯列矯正と何が違うの?
参考:日本矯正歯科学会ー矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(外部リンク)
大学生の歯列矯正 費用を抑えるコツ
歯列矯正は100万円以上かかることも少なくないため、なかなか大学生が一括で支払うのは難しいですよね。
以下の方法を用いることで、費用をなるべく抑えることが可能となってくるでしょう。
①医療費控除
医療費控除は、カンタンに言うと「支払った治療費が一定額を超えると、お金が戻ってくる」制度です。
歯列矯正で医療費控除が認められると、数万から十数万円戻ってきます。治療費や世帯の年収などによって戻ってくる金額は異なる点に留意してください。
ただ、大学生だと保護者の扶養に入っていることがほとんどだと思います。つまり、控除が受けられるのは被扶養者である大学生の保護者になります。保護者の方が矯正費用を支払う分には治療費の負担が軽くなります。ですが、大学生の方が自分のバイト代で矯正費用を支払い、医療費控除を受けたい場合などでは各ご家庭で事情が異なると思います。そういったケースでは保護者に治療費を渡して控除をしてもらうなど、よく保護者の方とも相談する必要があるでしょう。
さらに、噛み合わせや発音などの機能的な問題がなく、単なる美容目的・予防目的とみなされた場合は、医療費控除の対象になりません。ご自身が医療費控除の対象になるかどうかは担当医や管轄の税務署に問い合わせてみてくださいね。
②様々な支払い方法に対応している歯科医院を選ぶ
費用を支払う段階で、現金一括の支払い方法しかないと困りますよね。
クレジットカードの分割払いや、デンタルローンに対応している歯科医院を選ぶといいでしょう。歯科医院によっては医院独自の分割払い制度(院内分割)を採用しているところも。
院内分割は金利が0円であることが多いのでおすすめですが、採用している歯科医院は少ないです。
クレジットカード払いはポイントがつくことも多く手軽ですが、大学生だとカードを持っていないこともあるでしょう。分割手数料としての実質金利も高くなりがちです。
院内分割がない場合はデンタルローンがおすすめ。分割で支払う場合、クレジットカードよりもデンタルローンの方が実質金利が安くなる傾向があるためです。
歯列矯正、分割支払いでの月々の目安は?
目安としては、治療費が総額60~80万円になった場合、24回払いで月3~5万円の支払いになるでしょう。(※あくまで一例であり、分割回数や利率は個人差があります。)
月々の支払いについては、下記の記事で詳しくシミュレーションしています。
関連記事:
大学生でもデンタルローンは組める?
大学生の場合は以下の条件を満たせばデンタルローンに申し込むことが可能です(※デンタルローンには審査があり、必ず審査が通るわけではありません)。
- 成人(18歳以上)であること
- アルバイトなどの安定した収入があること
ただし、保護者情報や連帯保証人が必要な場合や、利用条件が20歳以上に限られるデンタルローンもあるのでよく確認しましょう。
治療を受けるクリニックが提携しているデンタルローンがあればそちらで申し込むこともできます。
もし行きたいクリニックがデンタルローンに対応していない場合、クラウドローンで自分にあったローンを探すのもオススメ。
ネットからの申し込みのみで、複数のローンを比較することが出来ますよ。
参考:クラウドローン - 低金利ローンのマッチング&比較サービス
③費用が抑えられる矯正方法を選ぶ
歯列矯正の方法は、マウスピース矯正とワイヤー矯正の2種類。
ワイヤー矯正は器具を装着する位置や器具の色によって費用が異なります。ワイヤーの色や位置を目立たないように装着すると費用が高くなっていきます。
個人差はありますが、ワイヤー矯正に比べてマウスピース矯正の方が比較的安価で治療できる傾向があります。マウスピース矯正は透明で目立たない素材のため、まわりにバレるのを気にせずに学業に専念しやすいメリットも。
ただし、あなたの歯並びがどちらの治療方法に適しているかは、歯科医師に相談して決定する必要があります。
関連記事:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介
歯科医にタダで矯正相談してみる
歯列矯正で自分の希望が叶うかどうか分からない状態でクリニックにお金を払って相談するのは勇気がいりますよね。アットスマイル矯正なら歯科医との初回相談が無料!
「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。
※アットスマイル矯正では学生の方は初回のみ保護者同伴でご来院いただきます。
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インタビュー・体験談
大学生が歯列矯正をするメリット
キャンパスライフが楽しくなる
歯列矯正で歯並びが整うと、口元が綺麗になるので笑顔や自分自身に自信が持てるようになります。ポジティブに物事を考えられるようになり、内側から出る自然な明るさが周りにいい影響を与えることも。
キャンパスライフもより楽しくなるはずです。
就活で自信が持てる
個人差はありますが、歯列矯正の期間は1~3年で完了することが多いです。そのため、就活を始める前に治療が終わることも少なくありません。
歯列矯正をして歯並びが綺麗になると、就活で自信が持てます。
歯並びが整っていると、コンプレックスが解消されるので自信をもって就活に臨むことができるでしょう。口元の美しさや清潔感も出てくるだけではなく、滑舌も改善することがあるため面接での第一印象が良くなりやすいです。
特に、海外志向の方で外資系企業を希望している方は歯列矯正をしておくと◎
欧米では歯並びに対する意識が日本とは全く異なります。歯列矯正をして歯並びが綺麗であることが常識であり、就活の面接でもチェックされていることがあります。歯並びが悪いと正当な評価に繋がらない可能性があるので、歯並びを整えてチャンスを逃さないようにしましょう。
就活前に歯列矯正が終わらなかったときは?
就活前に歯列矯正が終わらず、そのまま就活が始まってしまった方も中にはいるかもしれません。「歯列矯正をしたまま就活に臨むと不利になるのでは」と心配することもあるでしょう。ですが、歯列矯正は就活に不利になることは少ないです。
歯並びを綺麗にしたいという意識の高さと、矯正治療を続けられている忍耐力や自己管理力がしっかりあると面接官に認識してもらえることの方が多いでしょう。
関連コラム:歯の矯正をしていると就活や転職に影響する?!就活中におすすめの矯正方法もご紹介
治療の時間を確保しやすい
大学生になると勉強やサークル活動、バイトなどで学生生活が忙しくなる人もいるでしょう。ですが、社会人になるとさらに自分のために自由に使える時間が減ってしまう可能性が高いです。思った以上に体力や気力が削られて、歯列矯正をする元気がなくなってしまうことも。
もし、大学生のうちに歯列矯正できるチャンスがあるのであれば、社会人になる前に治療を受けるのがおすすめです。
安さだけで歯科医院を選ばないように注意!
できることなら、なるべく安く矯正治療を受けたいですよね。ですが、安いだけで歯科医院選びはしないようにしてください。
なぜなら、腕のいい先生が安く治療を請け負っていることはほとんどないためです。しっかりと治療をする先生は、高水準の治療を提供するためにある程度の料金設定をしていることが多いです。
費用が安いか高いかで治療の良し悪しが決まるわけではありません。ですが、残念ながら安さをアピールしているクリニックの中には、集客目的のためにずさんな治療を行っているところもあるのが事実です。
決して安くない治療費を支払うのですから、金額のみで治療する歯科医院を決めるのはやめましょう。
今の自分はどんな状態の歯並びでどんな治療が必要なのか、費用や期間はどれぐらいかかるのか具体的にしっかりと説明してくれる歯科医院を選ぶのが大切です。
関連記事:矯正歯科はどう選ぶ?良いクリニックの選び方と気を付けるべきポイント
まとめ
社会人になると想像以上に自分の時間が持てないことがあります。もし可能ならば、大学生のうちに歯列矯正をしておくといいでしょう。歯並びが綺麗になることで自分に自信が持てるようになるだけではなく、就活に有利に働きやすくなります。
ただ、大学生が矯正費用を払うのはかなり大変。治療費の捻出が難しい場合はデンタルローンを活用するなど、費用負担を減らしながら治療に臨みましょう。費用が抑えられる可能性があるマウスピース矯正を選ぶのもおすすめです。
アットスマイル矯正では初回カウンセリングが無料です。あなたの歯並びではどんな治療が必要なのか、費用や期間はどれぐらい必要になるのか、歯科医師が親身になって相談にのってくれます。
大学生のうちに歯列矯正をしたいと考えている方は、無料相談に是非お越しください。
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アットスマイル矯正についてざっくり紹介
- 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
- 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
- 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
- マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
- 全国さまざまなエリアに提携医院があります
- 目安金額30~60万円。分割払いやデンタルローンにも対応
厳しい基準を満たしたクリニックとのみ提携
アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。
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患者さんのご希望や予算と向き合った治療をご提案します。
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患者さんの不利益となる誇大表現を行いません。
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料金と治療の流れをできる限り明確にします。
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無理な勧誘は行いません。
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信頼性の高い治療器具を使用します。
アットスマイル矯正の料金
初回相談は0円!ご来院ごとの調整料も無料です。
矯正費用は、症例の複雑さや難易度によって変わります。具体的な料金については無料カウンセリングで歯科医に見てもらったうえでお聞きください。
関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
アットスマイル矯正の矯正事例
アットスマイル矯正では出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせの矯正にも対応しています。横顔のEラインでお悩みの方もお気軽にご相談ください。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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