実は、20代の歯列矯正はメリットが多いです。若いため口内が健康な可能性が高く、さらにアゴの成長が完了していて計画通り治療を進めやすいからです。
費用や期間には個人差がありますが、おおよその目安として費用は約10~170万円、期間は約1~3年ほど。また、歯並びが変化することで横顔のEラインなど審美面の改善も期待できます。
今回のコラムでは、以下についてしっかりと解説します。
- 20代で実際に歯列矯正した人の症例写真
- あなたにピッタリの矯正方法は?
- 20代で歯列矯正をするメリット・デメリット
- 20代で矯正治療を成功させるコツ5選
「矯正やりたいけどお金がない…」といった方に向けて、歯列矯正の費用を抑えるコツも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
どんな歯並びで矯正治療ができるの?20代の治療例をご紹介
20代でも歯はちゃんと動きます。以下のような幅広い歯並びの悩みを歯列矯正で治療可能です。
- 出っ歯
- デコボコの歯並び
- すきっ歯
- 受け口
- 八重歯
- 過蓋咬合(深いかみ合わせ)
- 開咬(オープンバイト)
- 交叉咬合
- 切端咬合
基本的には、歯列矯正のみで歯並びを整えることが可能です。骨の大きさに問題があると医師に診断された場合は外科手術と歯列矯正を併用して治療する事もあります。
歯列矯正を行うことで健康的な歯並びになるのはもちろん、症例にもよりますが口元の印象が上品になったり、横顔のEラインが整うなど見た目の印象が変わる場合もあります。
20代の矯正事例を元に、歯並びや顔つきがどうなったのか見ていきましょう。
20代の矯正治療例
アットスマイルのマウスピース矯正で実際に矯正治療を行った20代の方の症例をご紹介します。透明なマウスピースで歯を動かすので目立たずに矯正が可能です。画像クリックで詳細を見られます。
【すきっ歯】
この方は20代女性で、マウスピース矯正ですきっ歯を改善した症例です。非抜歯で治療を行い、しっかりと歯と歯のすき間が閉じています。
【開咬】
この方は20代女性で、前歯が噛み合わない開咬で来院されました。非抜歯でマウスピース矯正を行い、前歯のかみ合わせが改善されています。
【受け口】
この方は、20代女性で、上の前歯が下の前歯より後ろに入り込んでいる噛み合わせ(反対咬合)が主訴で来院されています。非抜歯で前歯の噛み合わせを治療しました。
【受け口】
この方は20代男性でかみ合わせが反対でアゴが出ていることが主訴で来院されました。非抜歯でマウスピース矯正をおこなうことでかみ合わせやアゴの位置に改善が見られ、横顔も整っています。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
私の場合は歯列矯正でどう変わる?どんな治療が必要なの?
ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!
なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。
アットスマイル矯正なら初回相談が0円!さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。
「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。
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インタビュー・体験談
20代で歯列矯正を始めるメリット・デメリット
20代の歯列矯正のメリット・デメリットを簡単にまとめました。
〇 メリット
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・子どもに比べて矯正治療が長引きにくく、計画的に進めやすい
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× デメリット
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・短期間で劇的に変化はしない
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詳しく解説していきます。
メリット
①矯正治療を計画的に進めやすい
子どもの方が20代よりも歯の動きは早いものの、アゴや歯が成長してどんどん変わっていくため計画通りに矯正治療が進まない場合があります。中には子ども時代の大半を矯正装置をつけて過ごすケースも。
一方、20代の場合はアゴの成長が完了しているため治療計画が立てやすいです。計画通りに治療を進めやすいため、どんなふうに歯が動くのか、どれぐらいで治療が終了するのか見通しを立てやすいのもメリット。
また、子どもの場合は親の希望でいやいや矯正治療をしているケースもあります。モチベーションが低いと歯磨きが不十分で虫歯になってしまったり、治療に必要な習慣を守れなかったりと支障が出てしまいます。
その点、20代で歯列矯正をしたいと考えている方はモチベーションが高い方が多く、治療を計画通りに進めやすいです。
②口内が健康である事が多く、歯列矯正への支障が少なめ
20代は比較的健康的な口内であることが多く、虫歯や歯周病のリスクを抱えずに治療を進めやすくなります。
30代後半以降になると、年齢とともに虫歯や特に歯周病になるリスクがだんだんと高まり、歯列矯正に支障が出ることも増えてきます。
歯周病の状態で歯列矯正を行うと、歯や歯ぐきの歯を支える骨(歯槽骨)に負担がかかりすぎて、歯周病の症状が悪化したり、矯正治療で歯が思うように動かないことも。歯周病が進行してしまっているケースでは、矯正治療自体が難しくなることもあります。
また、治療途中で虫歯になってしまうケースもあり、その場合は治療を中断して虫歯治療をしなければいけないこともあります。
③整った口元の期間が長くなる
早く歯列矯正を始めた分、人生において健康的な歯並びでいられる期間は長くなります。
歯列矯正することで歯を出して笑えるようになったり、口元のモコっと出た印象が軽減されて横顔のEラインが整うケースもあります。
また、正しいかみ合わせを獲得することで顔の歪みが改善することも。噛む力が適正になることでエラ回りの筋肉がすっきりする可能性もあります。(※個人差があります。)
若いうちにコンプレックスを解消したい方は、歯列矯正も選択肢の一つです。
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④歯やお口の健康を維持できやすく、将来的に全身の健康につながる
歯列矯正で歯並びを整えることで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
また、かみ合わせも改善してしっかりとよく噛める状態をキープしやすいので、胃腸に負担がかかりにくく、全身の健康にも貢献します。
80代で20本以上歯が残っている方は綺麗な歯並びの方が大半です。虫歯や歯周病がなく、かみ合わせがいい歯並びは老後に歯が抜けてしまうリスクを大幅に減らします。
デメリット
①短期間で劇的に変化はしない
歯列矯正は歯を少しずつ動かしていく治療です。個人差がありますが治療完了まで早くても半年、長くなると2年半程度かかることがあります。
ある程度の期間を必要とするので、結婚式や引っ越しなど20代に多い大きなイベントを控えているときは治療を避けた方がいいかもしれません。
「どうして歯列矯正は時間がかかるの?短くならないの?」と気になった方は是非コチラの記事もチェックしてみてくださいね。
関連記事:歯列矯正に時間がかかる理由と治療期間を短くするコツは?
②器具によっては治療しているのが目立ちやすい
歯の表側に装着するワイヤー矯正は、金属部分が目立って"いかにも矯正している"感が出てしまいます。
人前で話したり、仕事で人と接する機会が多い職業の方は、目立つ矯正装置は避けたいところ。また、社内規定で目立つ矯正器具はNGの場合もあります。
しかし、最近では目立ちにくいワイヤーを使用した矯正器具や、歯の裏側に金具を装着するものがあります。そもそも金具を使わない透明なマウスピース矯正もかなり台頭してきているので、そういった治療法を検討してみてもいいかもしれません。
【あわせて読みたい】目立たない矯正方法を探している方は必見!『マウスピース矯正と裏側矯正』徹底比較!
③治療中は痛みや違和感が出ることも多い
歯列矯正は歯に力を加えて少しずつ歯を移動させ、歯並びを整えます。
歯や周りの組織に負荷がかかる影響で、痛みを感じることは少なくありません。
また、治療中は矯正装置を装着し続ける必要があるため、人によっては違和感が強かったり、舌や口の粘膜に装置が触れて傷ができてしまうことも。
装置の種類によっては比較的痛みや違和感が少ないものもあります。
「じゃあ自分はどの矯正方法がいいの?」と悩む方も多いかと思います。
そんな方に向けて、どの矯正装置がどんな方にオススメなのか、種類別にご紹介します。それぞれの特徴をわかりやすくまとめているので必見です。
矯正方法の種類を紹介!20代で始めるならオススメはどれ?
マウスピース矯正
透明なマウスピースを装着することで矯正治療を行う方法です。目立ちにくいため周囲にバレないように矯正したい方にオススメです。
患者さんごとにカスタマイズされており、1日20~22時間マウスピースを装着し、1~2週間ごとに交換することで歯を動かします。
ワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、痛みも少ない傾向があります。取り外しもできるので歯磨きもしやすいです。
重度の不正咬合や骨格に問題があるケースでは適応が難しいですが、矯正技術の進歩によって広範囲の歯並びで治療に対応しています。
下記には実際にマウスピース矯正で治療を行った方の声をまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事:【体験談】アットスマイル矯正のマウスピースはどんな感じ?
マウスピース矯正が向いているのはこんな方
- なるべく費用を抑えたい
- 目立ちにくい矯正器具を使いたい
- 金属アレルギーがある
- 忙しいので通院は少なめにしたい
- 矯正中の痛みが心配
ワイヤー矯正(表側・裏側・白色)
ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を接着してその間にワイヤーを通し、そのワイヤーの力加減を調整しながら歯を動かしていく方法です。その歴史は古く、歯列矯正といったらワイヤー矯正を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。様々な歯並びに幅広く適応していることが特徴です。
ワイヤー矯正も歯に金具を装着する位置やワイヤーの色などで以下の3つに分かれます。
- 表側矯正:最もスタンダードな治療方法で、歯の表側にワイヤーを装着。
- 舌側(裏側)矯正:歯の裏側に装置をつけるので目立ちにくい。ドクターの高い技術力が必要。
- 白色矯正:歯の表側に半透明のブラケットや白いワイヤーを使用することで目立ちにくくする治療方法。
マウスピース矯正と比べると、ワイヤー矯正のほうが歯を動かす際に痛みやすい傾向があります。
また、ワイヤー矯正の装置は複雑で虫歯になりやすいため、歯ブラシのみならずタフトブラシや歯間ブラシを使って歯を綺麗する必要があるでしょう。下記のような特殊な歯ブラシを使うなどの工夫も重要です。
コチラの歯ブラシは、真ん中のブラシがブラケット用に短くカットされておりブラケットを装着したまましっかりとプラークが除去できます。
表側矯正と裏側矯正を組み合わせた方法も
ワイヤーを装着する位置を上下のアゴで別々に分ける方法です。ハーフリンガル矯正、またはコンビネーション矯正とも呼ばれています。
- 上の歯:裏側矯正
- 下の歯:表側矯正
上記のようにワイヤー矯正を組み合わせることで、矯正装置を目立ちにくくしながら難しい歯並びを治療が可能です。
難点は、ハーフリンガル矯正を取り扱っている医院がそう多くない点です。
ワイヤー矯正が向いているのはこんな方
- 矯正装置が目立つことに抵抗が無い
- 歴史ある、数多くの人がやってきた矯正方法で治療したい
- 長時間の食事会に参加することが多く、マウスピースの着け外しや洗浄、歯磨きなどのケアが難しい
- 痛みがあまり気にならない
- 歯ブラシだけではなく、清掃補助器具を使ってしっかりと歯磨きする時間が取れる
セラミック矯正
歯を削って上からセラミックのかぶせ物をすることで、歯の見え方を変える方法です。メリットは、数週間で治療が完了し、歯の形や色味を自分好みに変えられることです。
ただし、セラミックは歯1本あたり10~20万円程度と高額。さらにセラミックのかぶせ物は劣化するため10~20年程度、短ければ5年程度で交換が必要になるので、老後の資産状況も考慮して治療する必要があります。
20代のうちにセラミック矯正をすると交換回数も多くなるので生涯でかかる費用はかなり高くなります。また、歯を削ったり、神経を抜くことで歯にダメージがかかることも。
短期間で見た目が良くなるメリットと、長い目で見たときの歯の健康や費用負担を考えてみたとき、どちらが自分にとっていいのかをしっかりと検討する必要があるでしょう。
セラミック矯正が向いているのはこんな方
- とにかく短期間でなんとかしたい
- 将来的に歯を失うリスクを考える必要を感じない
- 費用がどれだけかかってもいい。老後の資金も十分にある
番外編:外科矯正
歯並びを治療するのに骨格的な問題が大きいケースで、アゴの骨を切る手術と歯並びの一般的な矯正を組み合わせて行われる治療方法です。
手術によるリスク、期間の長さなどがデメリットとしてありますが、
外科矯正が必要かどうかは医師の判断によって決まります。また、近年ではアンカースクリューの台頭により、手術をしなくても済むことが増えてきています。(※すべての骨格性のケースで適用できるわけではありません。)
自分にどんな治療があっているか知りたい時は、クリニックで相談してみましょう。アットスマイル矯正なら初回の矯正相談が無料です。
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関連記事:矯正用アンカースクリューで何が変わる?顔が短くなる?横顔は変わる?歯列矯正を効率的にする秘密をまるごと解説!
20代の歯列矯正の費用って?安くするコツはあるの?
歯列矯正の費用は、歯並びや使用する矯正装置によって費用が異なり、その幅も大きいです。以下の表に装置ごとのおおよその費用感をまとめました。
|
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正(表側) | ワイヤー矯正(裏側) | ワイヤー矯正(白色) | セラミック矯正 |
費用 | 約10~130万円 | 約60~150万円 | 約100~170万円 | 約80~140万円 | 約8~18万/本 |
※費用は目安であり、歯並びや治療期間などによって個人差があります。
マウスピース矯正は比較的、費用負担が少ない傾向です。ワイヤー矯正は100万円前後になりやすく、セラミック矯正は交換も考えるとワイヤー矯正よりもさらに費用がかさむ可能性があります。
また、ワイヤー矯正の中でも裏側矯正や白色矯正は、技術的な側面や審美面を考慮した材料を使用することから表側矯正に比べて費用が高くなりやすいです。
「お金がなくて矯正ができない…」と諦める前に!支払いの負担を減らすコツ
「お金がなくて矯正ができない…」と諦める前に、ぜひ目を通しておいていただきたい5つのコツをご紹介します。
- 医療費控除
- クレジットカード分割払い
- デンタルローン
- クリニック選びをこだわって費用の負担を減らす
- 矯正中の努力で治療費を増やさない!
それぞれについて、こちらのコラムで詳しく解説しています。高額な費用だからと治療を諦める前にぜひチェックしてみてくださいね。
関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
20代で矯正治療を失敗しないためには?成功させるコツ5選
矯正治療をやるからには、失敗したくないですよね。
20代で歯列矯正を失敗しないために大切なコツをご紹介します。
1.口呼吸、唇や舌を噛むクセをやめる
以下のクセに思い当たる方は気を付けましょう。
- 口を開けて息をしている
- 前歯を舌で押してしまう舌癖
- 唇を噛む
- 気づいたら口が開きっぱなしになっている
舌やお口まわりに悪いクセがあると歯並びに影響を及ぼし、出っ歯、受け口、開咬(オープンバイト)などの悪化につながる事もあります。こういった口回りのクセががある場合は、トレーニングをして治さなければならないこともあるので、矯正治療をする際はドクターの指示に従いましょう。
口を閉じているときの舌先の位置も意識することが大切
意外にも、口を閉じているときの舌先のポジションも注意した方がいいです。なぜなら、舌の位置によっては歯並びがくずれてしまったり、たるみやほうれい線につながることもあるからです。
〇:上アゴにくっついている
×:下アゴの中に収まっている
あなたの舌先はきちんと上アゴにくっついていますか?舌の筋肉が落ちていると、舌が下アゴに落ちてしまいます。口を閉じているときの舌の位置は意識するようにしましょう。
2.規則正しい生活や食事、睡眠時間の確保を心がける
歯が動くかどうかは、歯の周りの組織の代謝が関係しています。そのため新陳代謝が高ければそのぶん歯の移動も早くなり、矯正の効果が早く出る可能性が高まります。
きちんと3食を食べる、睡眠時間を確保する、ストレッチや有酸素運動など体を適度に動かすことなどで、体の新陳代謝を高めましょう。
ただし、タバコを吸っている方は血流が悪くなって代謝が下がるため、注意が必要です。歯の移動が遅くなるだけではなく、歯ぐきの病気である歯周病になりやすくなり、矯正治療が計画通りに進められない可能性が高いです。
関連記事:マウスピース矯正中にタバコは吸っていい?アイコスなら吸っても大丈夫?
3.虫歯、歯周病予防対策をしっかりとる
矯正前に虫歯や重度の歯周病があった場合はまずそちらの治療を進めることが多いので、歯列矯正のスタートが遅くなりやすいです。
また、矯正中に虫歯や歯周病が出来てしまった場合は、歯列矯正を中断して虫歯や歯周病の治療をする必要がでてくることも。
20代は比較的お口の中のトラブルが少ないことが多いので、矯正を検討している方も今まさに始めている方も、虫歯や歯周病を作らないように以下のような対策を心がけましょう。
- 食後に歯磨きをかかさない
- 歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
- 定期的にクリニックで検診やクリーニングを行う
自分で取り組めることばかりなので、ぜひやってみてくださいね。
4.イベントを逆算して計画的に治療を進める
20代では、大きなイベントがたくさん控えていることが多いです。
- 結婚式
- 妊娠、出産
- 引っ越し
- 家を買う
- 車を買う
歯列矯正には費用や期間がかかります。実際にどれぐらいかかるのかは個人差が大きいですが、目安として費用は約10~170万円程度、期間は約1~3年です。
「結婚式があるから〇年〇月までには治療を終わらせておきたい」「家を購入予定なので〇〇円貯めたら矯正治療をしたい」といった未来のライフイベント時期を把握しておくことは非常に大切です。
ライフイベントの時期を逆算しながら、歯列矯正を行う時期も検討するといいでしょう。
関連記事:大人の歯列矯正にかかる費用の目安は?安く済ませるコツはある?分割払いはできる?
5.マウスピース矯正の場合は装着時間をしっかりと守る
マウスピースは装着時間が決まっています。アットスマイル矯正のマウスピースであれば1日22時間以上装着する必要があります。装着時間が少ないと、歯の移動ができないので、期間も長くなってしまいます。装着時間は必ず守りましょう。
20代の歯列矯正 よくある質問
20代の歯列矯正で仕事に影響はある?
器具を装着すると最初のうちは痛みや違和感、喋りにくさを感じることが多いです。そのため、会議や飲み会の場で気になってしまうこともあるでしょう。個人差はありますが、数日~1週間程度で慣れることがほとんどなので、その後は平常通り仕事ができるでしょう。
ただし、仕事中にガマンできないほどの痛みがある場合は何か装置や歯にトラブルが起きている可能性がありますので、担当医に相談しましょう。
また、表側ワイヤー矯正など器具が目立つ矯正装置は、接客業等の社内規定で禁止されていたり、顧客への印象に影響を及ぼす可能性があります。そういった場合は、目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正がオススメです。
20代の歯列矯正で抜歯は必要?
大人はアゴの骨の成長が止まっているので、歯を並べるスペースを作るために抜歯することがあります。抜歯には個人差があり、抜歯が必要な人とそうではない人に分かれます。
なるべく歯を抜かずに治療できたら嬉しいですよね。ですが、抜歯が必要なのに抜かずに矯正すると歯が収まりきらずに出っ歯になってしまうことがあります。
あらかじめドクターにしっかりと確認しておくことが大切です。
自分の歯並びでは抜歯が必要かどうか気になる方は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:歯列矯正って抜歯するの?抜歯しなくていい歯並びはある?
20代はマウスピース矯正で治療できる?
20代でマウスピース矯正はもちろん可能です。
むしろ、仕事で忙しい20代の方は、通院頻度が少なめで仕事中も目立ちにくいマウスピース矯正のほうがいいかもしれません。
10代や子どもの矯正と何がどう違うの?
10代の矯正との違い
20代と10代の歯列矯正で大きく違うところは、10代はまだ歯の根やアゴの骨が成長途中であるということです。
歯は、生えてきたらそれでおしまいになるわけではありません。1本の歯は、根っこの先が閉じることで成長が完了します。14歳ごろに一番奥に生えてくる第2大臼歯は、歯の根が成長して閉じるのが16歳前後。
また、下アゴは女性で16歳、男性で18歳ぐらいまで成長します。10代で歯列矯正をする場合は歯の根やアゴの成長を考えて治療計画を立てる必要があり、それらの成長次第では計画を変更したり、治療期間が延びることも。
歯の移動は10代のほうが早いですが、20代では歯の根やアゴの成長が確実に止まってから治療ができるので、治療計画が立てやすく、予定通りに治療が進むことが多いでしょう。
子どもとの違い
20代と子どもの歯列矯正の大きな違いは3つあります。
- 子どもの矯正は乳歯と永久歯の生え変わり時期・骨の成長を加味する必要がある
- 協力度が高くないケースが多い
- そもそも目的が違う
子どもの歯列矯正では、10代の歯列矯正以上にアゴの成長や歯の生え変わりをしっかりと考えて治療を行う必要があり、子どもの治療のほうが難易度が高かったりします。
また、子どもの場合は親の意思が大きく反映されることが多く、両親の希望で仕方なく矯正治療をやっている、というケースも少なくありません。お子さんは矯正治療の重要性を理解するのは難しく、痛い装置をずっとつけているのが嫌だというマイナスな感情を持ちがち。
そのため、協力度が低くなることが多く、虫歯や歯肉炎を引き起こして治療が中断したり、拡大床などの装置をつけてくれない、といったトラブルで治療が進まないこともあります。
20代の歯列矯正では「歯並びを整える」ことが目的であることがほとんどですが、子どもの矯正の場合の目的は「永久歯が生えてきたときに、矯正しやすいようにお口の中の状態や骨の状態を整えておく」という意味合いが強いです。
つまり、子どもの頃に行う歯列矯正はそこで終わりではなく、永久歯が生えそろったり、アゴの成長が止まった段階で歯並びをチェックし、必要に応じて歯列矯正を行うことがあり、期間が長いのです。
歯ぐきが下がるって本当?
「歯列矯正したら歯ぐきが下がった」という声を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
歯列矯正を行ったとき、歯ぐきが下がるケースには以下のような場合があります。
- 矯正中、器具が変形したり壊れて歯に過度な力がかかってしまっていた
- 歯列矯正を始める前から歯周病が進んでいた
- 頑張って歯磨きをしようと歯ブラシのブラッシング圧が強くて歯ぐきが下がってしまった
歯に余計な力がかかると、そのぶん歯ぐきが下がりやすい傾向があります。
矯正中に歯ぐきが下がるケースはそう多くはありませんが、鏡で歯ぐきが下がってきていないか随時チェックしておくと安心です。お口の中の写真を定期的に撮影しておくと、現在の歯ぐきの状態との違いが確認できるのでオススメです。
歯列矯正中に歯ぐきが下がるリスクを減らすコツ6選
- ブラッシングは優しく丁寧に行う
- 歯科医院で定期的にクリーニングをする
- 食事に内容に気を付ける。特にビタミンに意識を
- 規則正しい生活や十分な睡眠で新陳代謝を上げる
- 装置は綺麗に保つ、壊れても放置しない
- 歯ぐきが下がってきたかもしれないと思ったらドクターに相談する
特に、6番目の項目が重要です。治療面でドクターが気にしている部分と、患者さんが気にしている部分が違うこともあるためです。患者さん側から言ってもらうことで、ドクターもその部分に注目してくれることもあるので、歯ぐきが下がったこと以外にも気になることがでてきたら、しっかりと相談するようにしましょう。
まとめ
20代で歯列矯正は決して遅くありません。むしろ、忙しい現代人からすると早いほうかもしれません。
20代のうちにコンプレックスだった歯並びを整えることで、自分に自信が持てるようになったり、対人関係でも印象が良くなりやすいでしょう。
また、将来的な健康を考えたときに、歯並びを整えておくと虫歯や歯周病のリスクや歯を失う可能性が大幅に減るため、全身の健康にもいい影響を及ぼします。
20代の歯列矯正は、早く始めれば始めるほどのちのちのメリットが大きくなります。矯正しようか迷っている方、とりあえず相談だけでもしてみたい方はぜひアットスマイル矯正で無料相談を受けてみてはいかがでしょうか。矯正治療のエキスパートであるドクターが親身になってカウンセリングをしてくれますよ。
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アットスマイル矯正についてざっくり紹介
- 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
- 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
- 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
- マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
- 全国さまざまなエリアに提携医院があります
- 目安金額30~60万円。分割払いやデンタルローンにも対応
厳しい基準を満たしたクリニックとのみ提携
アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。
-
患者さんのご希望や予算と向き合った治療をご提案します。
-
患者さんの不利益となる誇大表現を行いません。
-
料金と治療の流れをできる限り明確にします。
-
無理な勧誘は行いません。
-
信頼性の高い治療器具を使用します。
アットスマイル矯正の料金
初回相談は0円!ご来院ごとの調整料も無料です。
矯正費用は、症例の複雑さや難易度によって変わります。具体的な料金については無料カウンセリングで歯科医に見てもらったうえでお聞きください。
関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
アットスマイル矯正の矯正事例
アットスマイル矯正では出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせの矯正にも対応しています。横顔のEラインでお悩みの方もお気軽にご相談ください。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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