歯の見た目の悩みといえば、歯並び・歯の色と並んで、「歯の大きさ」があげられます。
「歯を削るのは怖い」「かぶせ物をするの?」と悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、歯の大きさがアンバランスに見えてしまうお悩みは、ケースによっては歯列矯正で改善することもあります。
このコラムでは、歯の大きさにお悩みを持つ人に向けた、具体的な治療方法を原因とともに解説しています。各治療方法のメリット・デメリットや、理想とされる歯と口元のバランスもわかりますので、チェックしてみてください。
歯列矯正で歯の大きさは変えられる?
歯の大きさがアンバランスに見える原因は2パターンあります。
- 歯の大きさが平均値より大きいor小さい
- 歯が前に出ていたり後ろに引っ込んでいる事によって、歯が大きくor小さく見える
例えば、日本人の前歯の平均的な大きさは、横幅が男性で8.6mm・女性で8.5mmほど、長さは10〜11mmほど。横幅が9mm以上になると、歯の実寸が大きいと言えるでしょう。
歯の引っ込みすぎや前に出すぎている事が原因で歯の大きさがアンバランスに見える場合は、歯列矯正によって改善できるケースがあります。
ご自身の歯の大きさの見え方は、どこに原因があるのか、また、歯列矯正によって変わる可能性があるのかは、実際に多くの方の歯を見てきた歯科医師に相談することが、一番の近道です。
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「自分の歯の大きさは歯列矯正で改善する?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。
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大きい・長い歯の治療法と費用
歯列矯正
出っ歯や八重歯などのケースは、前に出ている歯はより大きく見え、引っ込んでいる歯は小さく見えやすいです。
この場合、歯列矯正で前後の位置関係を整えることによって、歯の大きさのアンバランス感が解消されるケースが多いです。歯の実寸自体は変わりませんが、歯並びのガタガタを整えると見え方が改善することも。
歯列矯正には、ワイヤー矯正・マウスピース矯正といった方法があります。また、気になるところだけを部分的に動かす部分矯正という方法も。それぞれの治療方法の費用相場を以下にまとめました。
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | 部分矯正 | ||
表側矯正 | 白色ワイヤー矯正 | 裏側矯正 | ||
10~130万円 | 60~150万円 | 80~140万円 | 100~170万円 | 10~70万円 |
※費用はだいたいの相場であり、歯並びの状況によってこの限りではありません。難しい症例ほど費用は高くなります。
歯列矯正で歯の大きさの見た目を改善するメリットは、何より健康な歯を削らなくて済むことでしょう。※治療方法によっては、歯の表面をわずかに削る場合もあります。
また、歯並び全体を矯正する場合には、見た目の問題の解決だけではなく、お口や身体全体の健康にもつながります。
デメリットとしては、期間がかかることや、歯並びによっては抜歯をする可能性があることなどです。
矯正治療の具体的な費用や期間については、アットスマイル矯正の無料カウンセリングで、歯科医師に詳しく説明してもらえます。また、治療のシミュレーションも作成いたしますので、治療をすると、歯の見え方がどのようになるかなどを実際に見て、疑問や不安を解決してから始めることができます。ぜひご活用ください。
※検査費用、シミュレーションは有料になる場合もございます。歯科医師との相談は無料です。
歯を削る(ディスキング)
歯の実寸が平均値よりも大きな歯を小さくしたい場合、歯の表面のエナメル質を、薄いやすり状の器具で削って大きさを整える方法があります。
削ったことで隙間が生じた場合には、歯列矯正によって埋めていきます。
エナメル質とは、歯の一番表層部分で2~3mmほどの厚さがあります。一般的に、歯の左右や先端を0.5mm程度まで削っても問題ないとされています。
処置については、その日のうちに終わることがほとんどです。加えて歯列矯正をする場合には、その分期間がかかります。
費用は、3000~5000円程度か、もしくはその後の歯列矯正の費用に含まれている場合が多いです。
デメリットとして考えられるのは、歯の表層が薄くなることで、まれに知覚過敏が起こりやすくなる場合があります。また、エナメル質の厚さは個人差がありますので、安全に削れる大きさには限界があります。
かぶせ物をする(セラミックなど)
大きく歯を削らなければならない場合や、歯の色や形・歯並びごと変えたい場合などには、歯を削ってセラミックなどのかぶせ物をするという選択肢もあります。
費用は、かぶせ物の材質によって、クリニックごとに異なるため、予算や見た目の美しさ・耐久性など、ご自身の希望に合ったものを、担当医と相談して選びましょう。クリニックごとに取り扱っている材質は異なりますので、ここでは代表的な6種類について、歯1本あたりの費用相場をまとめます。
ジルコニアセラミック | オールセラミック | e-maxセラミック | メタルボンド | オールジルコニア | ハイブリッドセラミック |
約14~18万円 | 約10~14万円 | 約8~10万円 | 約8~12万円 | 約6~8万円 | 約4~8万円
(小臼歯で保険適用の場合、約1万円前後) |
※費用はだいたいの相場であり、クリニックによってこの限りではありません。
メリットは、数週間で治療が完了することや、歯の形や色味までも変えられることです。
注意点としては、健康な歯にセラミックなどのかぶせ物をする場合、歯の神経を抜く可能性があるということです。
歯の神経を抜くと、必要な栄養が行き届かなくなるため、歯がもろくなりやすい傾向があります。場合によっては、歯の寿命が短くなることも。
また、10〜20年経つとセラミックのかぶせ物は交換が必要になってくるので将来的な予算感も考慮する必要があります。
かぶせ物のすき間から虫歯などになることもあるので、くれぐれも日々のケアは怠らないようにしましょう。
歯肉移植
歯ぐきが下がったことで、歯が長く大きく見えてしまっている場合があります。さらに、歯の根っこの部分が露出しますので、見た目はもちろん、虫歯や知覚過敏にもなりやすいです。
そのため、重度に歯ぐきが下がってしまっている場合には、歯肉移植を行うことがあります。
歯肉移植とは、歯ぐきが下がってしまっている部分に、上あごの歯ぐきの一部を移植する治療法です。
施術は局所麻酔をして行われ、おおよそ1時間ほどかかることが多いです。痛みや腫れは比較的少ない傾向。治療期間は、施術から抜糸までが約2週間ほど、歯ぐきが定着して安定するまでは3~6ヶ月くらいかかります。
費用は症状にもよりますが、歯1本あたり約8~10万円前後であることが多いです。
小手術を行うことがデメリットではありますが、見た目が改善する以外にも、将来的に虫歯や知覚過敏になったり、さらには歯が失われるリスクを軽減することにもつながります。
小さい・短い歯の治療法と費用
歯列矯正
一部に極端に小さい歯があると、その歯の周りとの間にスペースが生まれて、いわゆるすきっ歯になってしまうことがあります。また、歯並びが前後しているせいで、引っ込んでいる歯が小さく見えている場合も。
これらのケースでは、歯列矯正ですき間をなくしたり、歯の引っ込みすぎを整えることにより、改善できる場合があります。
ただし、小さい歯が左右もしくは上下対象ではなく、一部分のみである場合には、噛み合わせのズレが起こることもあるので、慎重に治療計画をたてる必要があります。場合によっては、見た目などに多少のズレが生じる可能性があることも、念頭に置いておきましょう。
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | 部分矯正 | ||
表側矯正 | 白色ワイヤー矯正 | 裏側矯正 | ||
10~130万円 | 60~150万円 | 80~140万円 | 100~170万円 | 10~70万円 |
※費用はだいたいの相場であり、歯並びの状況によってこの限りではありません。難しい症例ほど費用は高くなります。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングとは、歯科用レジンというプラスティック樹脂を、直接歯に盛りつけて歯の色や形を整える方法です。小さい歯を大きくしたり、歯と歯のすき間をなくしたりすることができます。
セラミックなどのかぶせ物を作るときに比べて、必要最小限の範囲のみを削って治療できることや、直接お口の中で施術を行うので、早いとその日のうちに治療できることがメリットです。費用に関しても、セラミックや歯列矯正に比べて比較的安価で、歯1本あたり2~5万円程度の場合が多いです。
デメリットは、強度や耐久性がそれほど高くないので、かけてしまうことがあったり、適応する症例が限られます。また、プラスチック素材のため、時間の経過とともに多少の変色が起こります。(定期的に再処置をすることで、変色の改善は可能です)
直接レジンを盛りつけていくため、ドクターの腕によって仕上がりに差が出る可能性もあるでしょう。
ラミネートべニア
ラミネートベニアとは、歯の表面を0.3~0.5mm程、ごくわずかだけ削って、薄いセラミックの板を貼りつけて、歯の見た目を改善する方法です。 付け爪のようなイメージをするとわかりやすいかと思います。
費用は、歯1本あたり5万円〜15万円ほどが目安。
かぶせ物をするよりも歯を削る量が少ないですし、ダイレクトボンディングよりも変色のリスクが少なく、劣化しにくいことがメリットと言えます。
ただし、大きなむし歯があるときは、歯の表面に接着しづらいため、適応できないことがあります。また、歯ぎしりやくいしばり、歯をぶつけるなどの大きな衝撃で、割れる可能性も。
かぶせ物をする(セラミックなど)
歯のサイズを大きく変えたい場合には、セラミックなどのかぶせ物をする治療があります。歯の大きさはもちろん、歯の色や形を変えたり、歯並びの改善も可能な場合があります。
かぶせ物をするためには、歯が小さい場合であっても歯を削る必要があります。ですので、事前に歯の神経を抜くのか抜かないのかは確認しましょう。歯の神経を抜くと歯がもろくなるため、可能であれば抜かないことをおすすめします。
代表的なかぶせ物6種類の費用感は下記のとおりです。
ジルコニアセラミック | オールセラミック | e-maxセラミック | メタルボンド | オールジルコニア | ハイブリッドセラミック |
約14~18万円 | 約10~14万円 | 約8~10万円 | 約8~12万円 | 約6~8万円 | 約4~8万円
(小臼歯で保険適用の場合、約1万円前後) |
※費用はだいたいの相場であり、クリニックによってこの限りではありません。
歯肉形成
歯ぐきが発達し過ぎて、大きく歯にかぶってしまっていると、歯が小さく短く見えることがあります。その場合、かぶっている歯ぐきを少しなくすことで、改善する場合があります。
歯肉形成の方法は、局所麻酔を行ったあと、電気メスやレーザーを使って、歯ぐきを2~3㎜の範囲で切除します。施術時間は10分ほどで、術後の腫れも比較的少なく、傷跡も目立ちません。
歯ぐきのラインが不揃いな場合や、ガミースマイルの治療に用いられます。セラミックなどのかぶせ物治療と併用されることも。
費用は、歯ぐきを切除する範囲にもよりますが、おおよそ5~10万円が相場。
歯ぐきのラインを整えると、特に笑顔のときのお口のバランスが良くなる、というメリットがあります。
デメリットは、多少なりとも観血的な処置が必要なこと、一時的に知覚過敏が起こる場合があること、歯ぐきの後戻りが起こる可能性があることです。
また、歯ぐきを切除したことで、歯が長く大きく見えすぎてしまったということも考えられますので、施術前には必ず、担当医と綿密に治療範囲を話し合っておくことが必要。
歯が大きい・小さいのはなぜ?
①遺伝
歯やアゴの骨の形態は、少なからず遺伝による先天的な影響があります。歯の数の欠損(先天欠如)や通常よりも歯の数が多いケースが遺伝で起こることも。
②歯並び
出っ歯や八重歯、デコボコ(叢生)などの歯並びは、前に出てしまっている歯が大きく見えやすいです。逆に、後ろに引っ込んでいたり、傾いている歯は小さく見えます。
このような歯並びになってしまう原因は、遺伝的な要因や、日頃の癖などが影響していることが多いです。また、幼少期に口呼吸や指しゃぶり、舌や唇の癖(舌を前に出す、低位舌等)などのせいで、アゴが十分に発達しなかった可能性もあります。
出っ歯の矯正についての詳しい内容は、こちらにごさいます。
参考コラム:私の出っ歯はどうすれば治る?症例別の矯正方法をわかりやすく解説!
歯の形態異常
癒合歯(ゆごうし・ゆうごうし)
癒合歯とは、2本の歯がくっついてしまっている状態の歯です。大体1.5倍くらいの大きさになっていることが多いです。
癒合歯のくっつき具合は、歯の表面だけがくっついていたり、血管や神経までくっついていたりと、人によってさまざま。
おもに乳歯の前歯で発生しやすいですが、まれに永久歯でも起こることがあります。
矮小歯(わいしょうし)
矮小歯とは、歯の大きさが通常より非常に小さい歯のことで、多くは円錐状やつぼみ状の形をしています。 真ん中から2番目の前歯や、親知らずでよく発生することがあります。
矮小歯があると、すきっ歯になりやすかったり、かみ合わせが悪くなることもあります。
癒合歯や矮小歯が起こる原因は、はっきりとは解明されていませんが、遺伝的な要因もあります。
歯ぐきが下がった
歯ぐきのラインが下がると、そのぶん歯の表面積が大きくなるため、歯が長く大きくなったように見えます。歯茎が下がる原因は、
- 歯周病
- 強すぎるブラッシング
- 歯ぎしり、食いしばり、爪噛み
- 噛み合わせ
- 詰め物やかぶせ物の不良
- 加齢
- 喫煙
などがあげられます。
歯ぐきが下がると、見た目だけでなく、虫歯や知覚過敏にもなりやすいです。まずは日頃からの適切なケアで、お口の清潔を保つことが大切。自分ではわかりづらいことが多いですので、定期的に歯科医院で、ブラッシングの状態をチェックしてもらうのがおすすめです。
ガミースマイル
ガミースマイルとは、笑った時に歯ぐきが見えすぎてしまう口元のこと。一般的に、歯ぐきが3mm以上見えていると、ガミースマイルとみなされることが多いです。
もともと歯が短く小さいことで、ガミースマイルに見えることもありますし、逆に、歯ぐきが発達してガミースマイルになってしまっていて、相対的に歯が小さく見えている場合もあります。
ガミースマイルの原因は、骨格や筋肉、歯ぐきの状態や歯並びなど、人によって異なりますので、それぞれにあった治療方法を選択します。
歯の大きさの美バランスって?黄金比と白銀比
審美歯科の治療では、口元が美しく見える理想的なバランスを基準としてかぶせ物などを作成しています。
歯の大きさについて言えば、真ん中の前歯・2番目の歯・3番目の糸切り歯、それぞれの横幅の長さが、1.618:1:0.618 の比率であるとき、最も美しく見える=黄金比とされています。
の比率は、古代ギリシアの数学者が最初に発案したといわれており、さまざまな美術品などに活用されています。
しかしながら、この黄金比は、欧米人の歯の形を基準に作られました。そのため、欧米人に比べてやや歯が短い傾向のある日本人では、先ほどの前歯3本が、1.414:1:0.707 の比率が美しいという見解もあります。
この比率は白銀比(大和比)といわれ、日本において古くから五重塔、伊勢神宮などの建築物や、彫刻・生け花などに取り入れられています。
歯だけじゃない!口元の美バランス
①Eライン
eライン(esthetic line エステティックライン)とは、鼻先とアゴの先端を結んだ線のことで、美しい横顔の指標となるものです。一般的には唇の先がこのeライン上にあるか、少し中に入っている状態が理想的とされています。
歯列矯正でeラインが改善するのかは、こちらのコラムを参考にしてみてください。
参考コラム:歯列矯正でeラインが改善できるケース・できないケースとは?治療がうまくいくコツもご紹介
②スマイルライン
上の歯の先端のライン(スマイルライン)が下唇のラインにそって、緩やかなカーブを描いているのが理想的。女優さんやモデルさんは、スマイルラインが整っている人が多いです。
③鼻唇角
横顔を見た時に、鼻と上唇のなす角度(鼻唇角)が90°~100°が理想的と言われています。
鼻唇角が大きいほうが、相対的に鼻が高く見えます。反対に、鋭角であるほど鼻が低く見えます。
出っ歯や口ゴボ(上下顎前突)、八重歯の歯並びでは、この角度が鋭角になりがち。鼻の見え方と歯並び、歯列矯正の関係についてはこちらから。
参考コラム:歯列矯正で鼻が変わるのはどんな人?高さ・形の変化とその理由も解説します
④口元の黄金比
口元全体が美しく見えやすい理想のバランスとして、
- 鼻の下から下唇の下縁までと下唇の下縁からアゴ先までが1:1
- 上唇と下唇の厚さが1:1.5
- 鼻と唇の横幅が1:1.6
- 鼻の下かた上唇の下縁までと上唇の下縁からアゴ先までが1:2
などがあります。メイクの時など、参考にしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
歯列矯正では、歯の実寸そのものを変えることはできません。
しかしながら、歯並びを遠近的に整えることで、アンバランスに見えていた歯の大きさの見た目が改善することがあります。
ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!
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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
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アットスマイル矯正では出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせの矯正にも対応しています。横顔のEラインでお悩みの方もお気軽にご相談ください。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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