歯列矯正

マウスピース矯正ってめんどくさい?面倒くさがりでも成功するコツをご紹介

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マウスピース矯正は気になるけどルールが色々あってめんどくさくなってしまわないか、心配になりますよね。

今回の記事では以下のポイントを解説します。

  • マウスピース矯正がめんどくさいと感じる理由と解決策
  • めんどうな手間を最小限にするお助けアイテム
  • ワイヤー矯正とどっちがめんどう?私に向いている方法は?

マウスピース矯正のルールの理由もわかるので、マウスピース矯正への不安や疑問が解消されるかも!ぜひ最後まで読み進めてみて下さい。


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目次

マウスピース矯正がめんどくさい6つの理由

マウスピース矯正がめんどくさいと言われている理由として、以下のような点が挙げられます。

  • 一日20~22時間装着する
  • 飲食のたびにはずさなければならない
  • マウスピース装着前に歯磨きが必要
  • マウスピースを清潔に保つ必要がある
  • 紛失や破損に気をつけなければならない
  • ゴムかけが必要な場合がある

ひとつずつ、その理由もあわせて解説します。

一日20~22時間装着する

歯列矯正で歯を動かすには、時間をかけて継続的に歯に力をかけ続ける必要があります。

マウスピース矯正においては「マウスピースを着けている時間=歯に力を加えられる時間」となるため、一日20~22時間装着し続けることが推奨されています。具体的には食事と歯磨き以外の時間はずっと着けたままということになります。

装着時間が足りなかったり着け忘れがあると、計画通りに歯が動かないことはもちろん、せっかく並べた歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を起こす可能性もあります。後戻りが起きてマウスピースが合わなくなると、治療計画を立て直さなければならないことも。

結果的に、治療が長引いたり思うような治療結果が得られない恐れがあるのです。

そのような事態を避けるためには、きちんと装着時間を管理することが必要。

普段から時間の管理に慣れている人にとっては問題ないかもしれませんが、そうでない人は装着時間をいちいちチェックすることがめんどうに感じることもあるでしょう。

飲食のたびにはずさなければならない

マウスピース矯正は、水以外を口に入れる時には必ずマウスピースをはずします。その理由は3つ。

  1. マウスピースが変形・破損する恐れがあるから
  2. マウスピースや歯に着色するから
  3. 虫歯や歯周病のリスクが高くなるから

マウスピースは薄いプラスチックのような素材で出来ています。マウスピースを着けたたまま硬いものを噛んだり、熱いものを食べると変形したり壊れてしまう恐れがあります。

また、マウスピースをしたまま食事をとると、目には見えなくとも、細菌のエサとなる食べかすなどがマウスピースや歯茎のスキマに入り込み、虫歯や歯周病のリスクが一気に上がります。マウスピースの中は唾液が流れないため細菌たちにとっては好条件なのです。

外食や間食が多い人や、爪が長くて取り外しがしにくい人、歯並びが複雑ではずれにくい人などにとっては、その都度マウスピースを外すこと自体が煩わしいと思うかもしれません。

マウスピース装着前には歯磨きをする

食べたり飲んだりしたあとは、歯をきれいに磨いてからマウスピースをはめます。

食べかすがついた状態でそのままマウスピースをはめてしまうと、細菌をパックしてしまうようなもの。虫歯や歯周病のリスクがぐっと上がります。

それだけでなく、歯についた食べかすや色素が歯とマウスピースについてしまって、着色や口臭の原因にもなります。

ちょっとした間食や飲み物でも歯磨きをすることは、歯の健康や白さのためにも良い習慣です。しかしながら、飲食のたびに歯磨きをする習慣が元々ある人は少ないため、めんどうと感じてしまうことが多いでしょう。

マウスピースを清潔に保つ

歯だけでなくマウスピースもはずすたびに、水と柔らかめの歯ブラシを使ってキレイに洗います。洗わずに装着すると、細菌がついたままになって虫歯や歯周病、口臭など原因になるからです。

マウスピース矯正中の飲食の流れをまとめると「マウスピースをはずす→マウスピースを洗う→飲食→歯磨き→マウスピースを再装着」となります。

自宅にいるときは問題ないことが多いですが、特に外食時にはマウスピースをはずして洗う場所を探したり、歯磨きセットを常に持ち歩くと言いうことが煩わしいと感じるかもしれません。

関連コラム:矯正用マウスピースの正しいお手入れ方法!臭いや変色が出た時の対策もご紹介

紛失や破損に気をつける

マウスピース矯正のよくあるトラブルが、ティッシュにくるんでカバンやポケットにしまっていたら、壊れてしまった・間違って捨ててしまった、といったことです。実際に、外食時にお店に置き忘れたという声も。

壊れたりなくしたりすると作り直しが必要になってしまい、その間は治療が進まないので注意が必要。

外食や旅行が多い人や、普段からものを置き忘れやすい人にとっては気を遣うことがめんどうと感じるかも。

ゴムかけが必要な場合がある

ゴムかけとは、上下の矯正装置に医療用の小さなゴムを引っかける事。引っ張っられたゴムが戻る力を利用して、歯を上下や前後に動かします。マウスピース矯正でもワイヤー矯正でも行うことがある治療です。

このゴムは小さく、慣れるまでは結構つけはずしが難しいと感じる人もいます。飲食時につけたり外したりすることだけでなく、お口の開けづらさやしゃべりづらさで煩わしく思うことも。

しかし、このゴムかけは噛み合わせを整えたり、矯正治療の仕上がりを左右する大切な治療であるため、サボってしまうと思うような治療結果が得られないこともあります。

関連コラム:マウスピース矯正のゴムかけって?期間は?痛い?かけ方のコツも教えます!

私の歯並びはマウスピース矯正で治療できる?具体的な方法は?

ご自身がマウスピース矯正で治療できるのか、歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

アットスマイル矯正なら初回相談が0円!さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。

「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。

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インタビュー・体験談

面倒くさがりさん必見!マウスピース矯正をラクにする最強お助けアイテム

ここまで読んで、やっぱりマウスピース矯正はめんどうかもと思っていませんか?

諦めるのはまだ早いです!実は、さまざまなお助けアイテムを利用すれば、マウスピース矯正のめんどうな手間をグッと軽くできるんです。ぜひチェックしてみてください。

マウスピースリムーバー

マウスピースリムーバーとは、マウスピースを取りはずすための補助器具のこと。

手ではずすよりもよりスムーズに取りはずすことができ、かなり時短になります。特に爪が長い人やネイルをしている人、爪が弱い方におすすめ。マウスピースのケースに一緒に入れておけば、荷物にもなりません。

関連コラム:矯正用マウスピースが簡単に取れる!おすすめマウスピースリムーバーを紹介します

電動歯ブラシ

電動歯ブラシは手磨きよりも効率的にブラッシングでき、矯正治療中の最強お助けアイテムと言っても過言ではありません!歯がツルツルになるだけでテンションもモチベーションもかなり上がりますよね。

特に外食時にも重宝する携帯用は一本持っておきたい!

関連コラム:

洗浄剤

マウスピースの洗浄剤を使えば、漬けおきして洗い流すだけでキレイになるので手間いらず。より手間を省きたいなら歯ブラシでこする必要がないものを選ぶと◎

洗浄剤と言えば錠剤タイプが主流ですが、ちょっと外食の時に使うなら泡スプレータイプのミニサイズが持ち運びにも便利で使いやすいです!

関連コラム:マウスピース・リテーナー洗浄剤おすすめ11選!コスパがよくて洗浄力があるのはどれ?

超音波洗浄機

時短には超音波洗浄機がおすすめ!マウスピース洗浄の手間を極限まで抑えられて、しかもよりキレイになるんです。
マウスピース専用の商品もありますし、大きめサイズの商品であれば、マウスピースだけでなく眼鏡やアクセサリーにも使えますよ。

関連コラム:マウスピース・リテーナーを洗う超音波洗浄機おすすめ4選!

マウスピースケース

マウスピースケースは、マウスピースをなくしたり壊したりしないために、携帯しておくのがマスト!

マウスピース矯正を始めるときに付属品としてもらえることが多いですが、おすすめの使い方は持ち運び用と洗面所に置いておく用を分けて用意しておくこと。その理由は、いちいち出したり閉まったりするのは面倒な上に、お家にケースを置き忘れてしまうことがあるからです。

洗面所用には、漬けおきにも使える深型タイプがおすすめですよ。

また、旅行の時には予備として一つ前のマウスピースを持って行ったほうがよいので、その際は今使っているマウスピースと混同しないよう、別のケースに入れておきましょう。

スマホアプリ

マウスピースの装着管理が心配な人は、スマホのリマインダー機能やアプリを活用しましょう。

外食時などマウスピースをはずした際にアラームをセットしておけば、つけ忘れを防止できます。

また、マウスピース矯正に役立つアプリには、リマインダー機能の他にも装着時間や歯の写真が記録できたり、交換時期を知られてくれる機能がついているものもあってかなり重宝します!

キシリトール100%の食べもの

マウスピースははずせないけれど、どうしてもお口がさみしい時は、キシリトール100%のガムやタブレットが便利です。くれぐれも、砂糖や果糖、ブドウ糖、ショ糖などの虫歯の原因となる成分が入っていないかをチェックし、噛まずに召し上がってください。

ただし、マウスピース装着中は唾液がまわらないので、お口の中に味が残って気持ち悪さがある場合もあります。

参考:う蝕の原因とならない代用甘味料の利用法(外部サイト)

マウスピース矯正に比べてワイヤー矯正はめんどくさくない?

めんどくさく感じるポイントは、人それぞれ違いますよね。そこで、マウスピース矯正と比較されるワイヤー矯正についても、めんどくさいと感じやすい特徴をまとめました。

マウスピース矯正かワイヤー矯正か悩んでいる人は、ご自身にとってどちらがよりめんどうに感じるかを考えながら読んでみてください。

歯磨きの手間が多い

ワイヤー矯正は装置が歯に接着されている上に、デコボコや狭いすき間が多い複雑な形態をしているため、汚れがつきやすい上に歯磨きが非常に難しいです。もちろん汚れが残っていると虫歯や歯周病、口臭の原因になります。

きちんとキレイにするにはかなりの手間と時間はもちろん、専用の道具やテクニックも必要となるため、歯磨きだけで疲れてしまうと感じる人もいます。

食べ物がはさまりやすい

ワイヤー矯正は食事の時にもはずすことはできないため、ものが非常にはさまったり絡まったりしやすいです。

特に葉物野菜やお肉など、繊維質の食べ物は一度絡まるとなかなか簡単にはとれません。基本的に、食事の後は歯磨きや歯間ブラシが必要と思っていたほうが良いでしょう。

食後に歯磨きができなかった時には、その後に人と話す時に非常に気を遣います。

食事に制限がある

ワイヤー矯正では、装置にくっついたり絡まりやすい食べ物や硬い食べ物(ガムやキャラメル、餅、せんべい、ステーキ、リンゴの丸かじりなど)は避けていただきます。食べづらいという理由だけでなく、装置が外れたり壊れてしまう可能性があるからです。

また、装置にゴムや樹脂製のプラスチックを使用している場合は、色の付きやすい食べ物(カレー、トマトソース、コーヒー、紅茶など)で変色しますので、気になる方は避けたほうが良いでしょう。

これまで通りなんでも食べられないことがめんどうだと思ってしまう人もいます。

装置が取れることがある

ワイヤー矯正は歯に接着していますが、食事の際などに取れてしまうことがあります。装置が取れてしまうと自分でつけ直すことはできませんし、歯が動かなくなってしまうため、速やかに矯正をしているクリニックに行ってつけ直してもらうことが必要。

装置が取れないか日常生活で気を遣ったり、取れてしまった時の来院の手間などが煩わしく感じるかもしれません。

口内炎ができやすい

ワイヤー矯正では金属の装置やワイヤーの出っ張りが当たることによって口内炎や傷ができやすい傾向があります。

口内炎ができて痛む時には、まずは専用のワックスを小さくちぎって、当たっている部分の装置に貼り付けて対処します。その後、クリニックにて飛び出ているワイヤーなどを処理してもらいます。

ワックスは食事のたびにはずして付け替えなけらばならないため、めんどうに感じることもあるでしょう。もちろん口内炎に伴う痛み自体が煩わしいことも。

マウスピース矯正vsワイヤー矯正。自分に合うのは?

マウスピース矯正とワイヤー矯正、それぞれについてめんどくさいと感じやすいポイントをチェックしました。その結果や特徴を踏まえ、さらにご自身の性格やライフスタイルも考慮して、より自分に合った矯正方法を選びましょう。

マウスピース矯正が向いているのはこんな人

  • 仕事などで人前に出たり話すことが多い人
  • 矯正器具の見た目が気になる人
  • 歯磨きやマウスピース洗浄などこまめにケアをする事が出来て、きちんと装着時間を守る工夫ができる人
  • 矯正中の痛みが心配な人

ワイヤー矯正が向いてるのはこんな人

  • 適応症例数が多く歴史のある治療を受けたい人
  • マウスピースの装着時間を守るのがどうしても難しい人
  • 間食や試食、食べ歩き、長時間の食事会に参加することが多い人
  • マウスピースの着け外しや洗浄などの管理がめんどう過ぎると感じる人

なお、面倒くささ以外のポイントについてはこちらのコラムにまとめています。併せて見みるとより比較しやすいです。

関連コラム:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介

よくある質問

マウスピース矯正は食べ歩きはできない?

マウスピース矯正中でも食べ歩きを楽しむことは可能◎

ただし、以下の点に注意しましょう。

  • めんどうだとマウスピースをはめたまま飲食するのはNG
  • はずしたマウスピースはそのままカバンやポケットに入れず、必ず専用のケースにしまう
  • 装着時間が足りなくならないよう、なるべく時間をまとめて飲食し、終わったらすぐにマウスピースを装着する
  • できる限りマウスピース装着前には歯とマウスピースをキレイにする。事前にお手入れできる場所を見つけておくと◎

関連コラム:マウスピース矯正中の食べ歩きや飲み会、こんな時どうする?

外出先で歯磨きができなかったらどうする?

飲食後、マウスピースを装着する前には歯とマウスピースをきちんと磨けるのがベストですが、外出先では必ずしもお手入れできる場所がすぐにみつかるとは限りません。

その場でお手入れができない場合には、マウスピースの装着を優先します。お口をゆすいだり、歯磨きシートで大まかな汚れをとるなどして、まずはマウスピースを装着しましょう。

そしてなるべく早くお手入れできる場所を見つけて、忘れずにブラッシングをしましょう!

※あくまで一時的な対処法であり、歯磨きせずにマウスピースをつけることは推奨しません。

装着時間が足りない時の対処法

一日のうち、ほんのわずかに装着時間が足りなくなってしまった場合には、そこまで大きな問題にならないことが多いです。翌日以降も変わらずにマウスピースをはめることができたのであれば、そのまま時間に気をつけて継続しましょう。

半日以上着け忘れたり、装着時間を守れなかった日が続いた場合、計画通りに歯が動かない可能性が出てきます。マウスピースをつけると痛みが生じたり、そもそもうまくはまらないことも。

そのまま無理に進めてしまうと、歯が想定通りに動かないどころか、マウスピースの作り直しが必要になる恐れもあるので、まずは担当の歯科医師に相談しましょう。マウスピースの交換時期を延長するなどして対応できる場合もあります。

※くれぐれも自己判断せずに担当医の指示を仰ぐようにしてください。

まとめ

マウスピース矯正は、患者さん自身で取り外しができることがメリットですが、その分自己管理が必要でめんどうに感じることもあるかもしれません。

しかしながら、日常生活の中でルーティン化しやすいものがほとんどで、慣れてしまえば気にならなくなる人が多いです。

むしろ、ご自身の生活習慣を見直すきっかけになったりして、その後もお口や身体の健康に良い影響をもたらしてくれることもあるため、プラスにとらえることができるでしょう。

ただし、ご自身の歯並びを治療するためにはどんな治療が適しているかは、歯科医師に診てもらわなければ分かりません。アットスマイル矯正では初回無料でご相談いただけます。

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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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