歯列矯正

すきっ歯は歯列矯正するとどう変わる?費用の負担を減らすコツもご紹介

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歯並びのお悩みトップ3のひとつである「すきっ歯」。歯列矯正で治したいけど、ちょっとした隙間で高額な矯正費用を払うのはちょっと、と躊躇している方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、すきっ歯の治療法はもちろん、費用の負担を減らするコツ、治療すると起こることなども詳しく触れています。

アットスマイル矯正で治療した写真も載せていますので、自分のすきっ歯が治ったらどのような感じになりそうかイメージしながら、最後まで読み進めてみてください。

目次

すきっ歯治療ってどうなの?

すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間があいている状態のことを指します。歯科の専門用語では「空隙歯列」や「歯間離開」と呼ばれます。

 中でも最も多いのが、上の前歯の真ん中に隙間がある「正中離開」というケースです。

すきっ歯治療は他の歯並びに比べると非抜歯で矯正できるケースが多く、複雑な歯の動かし方が少ない傾向があります。そのため個人差はありますが、短い期間で治療が完了しやすいです。

すきっ歯(正中離開)を治療した症例

アットスマイル矯正での矯正事例です。画像タップで詳細をみれます。




治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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私の場合は歯列矯正でどう変わる?何円ぐらいかかる?

ご自身が歯列矯正でどう変わるか、費用がどれぐらい必要か知るのは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

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「費用や期間はどれくらい?」「費用の負担を減らすことは出来る?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。

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すきっ歯の治療法は?マウスピース矯正でも治せる?

すきっ歯は、ワイヤー矯正でもマウスピース矯正で治療することができます。

関連コラム:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらがいい?メリット・デメリットを一覧でご紹介

マウスピース矯正は、矯正中も装置の見た目が気にならなかったり、食事や歯磨きがいつも通りできることから、選択する方が増えています。

ただし、すきっ歯だけでなく他の歯列不正もあったり、かみ合わせの不具合が大きい場合などは、ワイヤー矯正が適応となるケースもあります。歯科医とよく相談しましょう。

部分矯正でも治せる?

軽度なすきっ歯で、かみ合わせなどの影響がない場合は、部分矯正で治療することも可能です。

部分矯正は歯並び全体を矯正する場合に比べて、期間も費用も少なく済むのが魅力的。

しかし、かみ合わせに問題があったり、その他の歯列不正もあるなどの場合には、歯並び全体の矯正治療が必要です。全体矯正でかみ合わせを整えないと、すぐに後戻りしてしまいやすいこともあります。

部分矯正にするか全体矯正にするかは歯科医とよく相談した上で決めましょう。

すきっ歯の矯正費用はいくらかかる?期間は?安く済ませる方法はある?

歯列矯正でかかるすきっ歯の治療費と期間について、それぞれ表でまとめました。

治療の種類
歯列矯正全般
全体矯正部分矯正
費用約50~170万円約10~80万円
期間約1~3年約3ヶ月~1年

※これらはおおよその目安であり、個人差があります

費用の幅が大きいのは、歯並びや口周りの状況によって個人差があるためです。具体的な金額は歯科医に聞く必要があります。

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また、費用負担の大きさが気になってしまう方もいらっしゃるかと思います。費用負担をおさえるコツをご紹介します。

  1. 医療費控除を申請する
  2. クレジットカード分割払い 
  3. デンタルローンを利用する
  4. クリニック選びをこだわって費用の負担を減らす

詳しくはこちら:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!

すきっ歯を治すのに抜歯や外科処置は必要?

すきっ歯は、歯を動かすスペースがあるので、抜歯をすることは少ないです。

しかしながら、原因や状態によっては抜歯や外科処置を伴うことがあります。

埋まっている歯(埋伏歯)がある場合

埋伏歯(まいふくし)とは、歯ぐきの中に埋まっている歯のこと。埋伏歯があるせいで、すきっ歯になっていることがあります。

その場合、歯ぐきを切開して開いて埋伏歯の表面を露出させ、そこに矯正器具をつけて引っ張り出すという外科処置を行います。(開窓術・開窓牽引)

もし埋伏歯を引っ張り出すことによって、逆に歯が並ぶスペースが足りなくなってしまう場合、抜歯矯正を行うケースもあります。

また、埋まっている歯が「過剰歯(かじょうし)」という余分な歯である場合には、過剰歯自体を抜歯することも。(永久歯は通常28〜32本ですが、それよりも多くできてしまった歯を過剰歯と呼びます。)

上唇小帯の位置に異常がある場合

上唇をめくってみると、ちょうど前歯の真ん中にスジがありますよね。このスジが上の前歯の歯と歯の間に入り込んで、すきっ歯になっていることがあります。

子どもであれば、アゴの成長とともに上唇小帯が正常な位置になる事も多いので、必ずしも切除が必要な訳ではありません。しかし大人の場合、上唇小帯が原因のすきっ歯を治すには、上唇小帯自体を切除するという外科処置が必要になります。

上唇小帯の切除は、局所麻酔のみで行うことができるので、処置時間としては数分程度。レーザーを使用する場合には、より短時間で終了します。

歯周病が進行している場合

歯周病が進行すると、歯が倒れてすきっ歯になってしまうことがあります。この場合は、歯周病の治療が必要。歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けて歯がグラグラになります。最終的には自然に歯が抜けてしまうか、もしくは抜歯をすることもあります。

すきっ歯は自力で治せる?自然に治るって本当?

結論から申し上げると、自力ですきっ歯を治すことは難しい上、非常に危険ですのでやめましょう。

歯のすき間を閉じるために、歯を輪ゴムで巻いたり指で押したりする方法を見たことがあるかもしれません。

ですが、むやみやたらに歯に力を加えると、歯の根っこが短くなってしまったり、歯の神経がダメージを受けるなど、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。最悪の場合、神経が死んでしまったり歯の治療や抜歯が必要になる危険性も。

参考:自力で歯の矯正はできる?自分でできるセルフケアもご紹介します

すきっ歯が自然に治ると言われているのは乳歯の時期の子どもの場合です。すでに永久歯が生えそろっている大人では、自然に治る可能性はほとんどないでしょう。

乳歯の時期には、歯と歯のすき間が大きくなっています。これは、乳歯よりも1.5倍ほどの大きさのある永久歯がはえてきたときに、きれいに並ぶために必要なスペースです。

このすき間は、永久歯が生えそろうことで自然と隙間が埋まってくることが多いです。

歯列矯正以外の治療法は?補綴治療って何?

すきっ歯は歯列矯正以外でも治すことができます。正確には、すきっ歯の見た目を変えることができます。

歯列矯正は歯を動かして歯のすき間をなくすのに対して、歯に詰め物やかぶせ物をつけて歯のすき間を埋めることですきっ歯の見た目を治す方法を、「補綴(ほてつ)治療」と言います。

なお、補綴治療と歯列矯正を併用して治療を行うこともあります。

すきっ歯を治すための補綴治療は以下の通り。

  • セラミッククラウン
  • ラミネートベニア
  • ダイレクトボンディング

セラミッククラウン

クラウンとは、歯の全周を削って歯全体を覆うようにかぶせ物をする治療です。お口の中で自然な発色を特徴とするセラミックを使用したかぶせ物を、セラミッククラウンと言います。

歯のすき間を埋めることはもちろん、歯の色や形を変えたり、歯並びの改善も可能な場合があります。

ただし、かぶせ物をするためには、歯を大きく削る必要があります。ですので、事前に歯の神経を抜くのか抜かないのかは確認しましょう。歯の神経を抜くと歯がもろくなるため、可能であれば抜かないことをおすすめします。

セラミックの種類によって、歯1本あたり費用は8~18万円程度と幅があります。

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、歯の表面を0.3~0.5mm程、ごくわずかだけ削って、薄いセラミックの板を貼りつけて、歯の見た目を改善する方法です。 

かぶせ物をするよりも歯を削る量が少ないですし、ダイレクトボンディングよりも変色のリスクが少なく、劣化しにくいことがメリット。

ただし、大きなむし歯があるときは、歯の表面に接着しづらいため、適応できないことがあります。また、歯ぎしりやくいしばり、歯をぶつけるなどの大きな衝撃で、割れる可能性も。 

費用は、歯1本あたり5万円〜15万円ほどが目安。 

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングとは、歯科用レジンというプラスティック樹脂を、直接歯に盛りつけて歯の色や形を整える方法です。

必要最小限の範囲のみを削って治療できることや、直接お口の中で施術を行うので、早いとその日のうちに治療できることがメリットです。

デメリットは、強度や耐久性がそれほど高くないので、かけてしまうことがあったり、時間の経過とともに多少の変色が起こります。直接レジンを盛りつけていくため、ドクターの腕によって仕上がりに差が出る可能性も。

費用は、セラミックや歯列矯正に比べて比較的安価で、歯1本あたり2~5万円程度の場合が多いです。

関連記事:すきっ歯をごまかす方法4選!費用・期間、原因や根本からの改善方法についても徹底解説します!

すきっ歯になる原因9選

アゴと歯の大きさが合っていない

アゴが大きすぎたり、歯が小さすぎたりすると、アゴに対して歯が生えるスペースが余ってしまい、歯と歯の間にすき間があいてしまうことがあります。

この場合のすきっ歯は、前歯だけにすき間がある場合や、歯並び全体に複数のすき間がある場合など、さまざまです。

歯の形態異常

他の歯に比べて極端にサイズの小さい歯がある場合、その歯の周りにすき間ができやすいです。

この小さい歯のことを矮小歯(わいしょうし)と言い、特に前から2番目の歯が矮小歯になりやすい傾向があります。

また、2本の歯が1つにくっついてしまっている場合(癒合歯・癒着歯)にも、スペースが余ってすきっ歯になることがあります。

歯の数が足りない

永久歯の本数は通常28~32本ですが、もともと歯の本数自体が足りないことがあります。(先天性欠如・先天性欠損)

この場合もスペースが余ってしまい、すきっ歯になりやすいです。

下の前歯が突き上げている

かみ合わせの不具合で、下の前歯が上の前歯に強く当たり、突き上げてしまていると、すきっ歯になることがあります。特にかみ合わせが深い、過蓋咬合の場合に起こりやすいです。

この場合、かみ合わせを整えるために、歯並び全体の矯正治療が必要になるでしょう。

埋まっている歯がある

本来は生えてくるはずの歯が、歯ぐきに埋まったまま生えてこない場合、その部分がすきっ歯になることがあります。

また、過剰歯といって余分な歯が埋まっていて、歯を押してすき間を作っていることも。

上唇小帯の異常

上の前歯の真ん中にある上唇小帯というスジは、本来、歯の根元付近の歯ぐきに付着しています。しかし、この上唇小帯が前歯の間から付着していると、それが邪魔をして歯と歯が離れ、すきっ歯になってしまいます。

子どもでよくある症状ですが、大人でも上唇小帯に異常がみられることがあります。

舌や口の悪い癖

間違った舌や口周りの癖だったり生活習慣によって、歯が押され、すき間があいてしまうことも。 この場合、すきっ歯の治療をしたあとも、癖がなおらなければまたすき間ができかねません。

そのため、歯の治療と合わせて癖自体を見直すことが大切。舌の癖を治すだけでも改善がみられることも。

すきっ歯の原因になる癖にはこんなものがあります。

  • 歯ぎしり、くいしばり
  • 舌で歯を押す、飲み込む時に舌を出す
  • 下唇をかむ
  • 頬杖
  • 横向き寝、うつぶせ寝

舌や口周りの癖に関しては、歯科医院でも改善のお手伝い(トレーニング)をしてくれるところもありますので、確認してみるのもオススメ。

歯周病

歯周病が進行すると、歯ぐきがやせてすき間が目立つようになったり、歯が前方に倒れていく「フレアーアウト」という状態を起こし、すきっ歯になることがあります。

この場合はまず、歯周病の治療が先決。歯のすき間だけを埋めても、症状が悪化する恐れもあり、良い結果にはつながりません。

歯の脱落

虫歯や歯周病などで歯が抜け、そのまま放置していると、他の部分にもすき間が生じることがあります。

なぜなら歯は、常に互いに押し合いながら位置をキープしているからです。そのため歯を失うと、歯が倒れたり移動してきます。

特に奥歯を失ったときに放置してしまうケースが見受けられます。ですが、奥歯を失うと、手前の歯が奥へ奥へと移動して、いずれ前歯がすきっ歯になることがあるのです。 歯を失ったままにしておくのは、歯並びやかみ合わせはもちろん、身体のバランスや健康面にも悪影響が大きいです。なるべく早く歯科医院で治療を受けましょう。

歯列矯正後にすきっ歯になることがあるの?

実は、矯正治療をして歯並びをきれいにした後で、歯のすき間があいてしまうことはあり得ます。

なぜなら、矯正直後の歯はまだしっかりとは定着しておらず、元の位置に戻ろうとするからです。また、歯は常に外部からの力の影響を受けて動いてしまう可能性があります。

リテーナーの装着不足

歯列矯正治療が終わった後、再び元の歯並びへ戻るように動いてずれていってしまう現象を「後戻り」と言います。

特に抜歯矯正を行った場合、歯を抜いた後のすき間は後戻りによって開いてしまいやすいです。

後戻りを防ぐため、矯正治療終了後にはリテーナー(保定装置)を装着します。個人差はありますが、リテーナーの装着は平均1~3年です。
リテーナーの装着は、歯科医の指示のもと、患者さん本人の自己管理で行わます。そのため、決められた時間や期間を守れず、リテーナーの装着時間が不足してしまうと、後戻りが起こりやすくなります。

矯正後にすきっ歯を引き起こす原因で一番多いのが、リテーナー装着不足といわれています。

【あわせて読みたい】矯正後の後戻りは防げるの?自分で治せる?

悪い癖が残っている

間違った舌や口周りの癖であったり、頬杖などの日常の癖が原因ですきっ歯になってしまっていた場合、その根本的な原因である癖がそのまま残っていると、矯正後にまたすき間があいてきてしまう可能性があります。

事前に歯科医師にきちんと診断してもらい、悪い癖が認められた場合には、矯正治療中から改善に向けて取り組むことで、後戻りを予防しましょう。

歯ぎしり防止のマウスピースなどを使用したほうが良い場合もあります。

ブラックトライアングル

ブラックトライアングルとは、歯と歯の間と歯肉に囲まれた部分に出来る三角形のすき間のこと。ブラックトライアングルができる原因は、歯ぐきが下がるためです。

歯周病や過度なブラッシングによってできることが多いですが、歯列矯正でも起こることがあります。

歯列矯正で歯が移動するのは、歯ぐきの骨が吸収されたり、新たに形成されるという仕組みによるもの。その時に溶けた骨が、元の状態までは完全には再生されないために歯と歯の間の歯ぐきが下がってブラックトライアングルが形成されることがあります。

歯列矯正によるブラックトライアングルは、そのままでも問題はありませんが、見た目が気になる場合には、歯の側面を少し削って歯を寄せることで改善します。

ブラックトライアングルができるリスクは、歯ぐきや歯並びの状態によって個人差があります。ある程度は事前に予測がつくので、歯科医師にしっかりと口の中の状態を確認してもらうことが大切です。

関連コラム:歯列矯正でブラックトライアングルができるって本当?予防法や治す方法はあるの?

抜歯したスペースが埋まらなかった

すきっ歯の場合はあまり抜歯をしませんが、ケースによっては抜歯が必要になることがあります。

その部分が埋まらずに、すき間となってすきっ歯のようになってしまうことも。

矯正後のすきっ歯 対策方法はある?

歯列矯正後にすきっ歯ができた、歯と歯の間にすき間ができてしまった場合には、以下のような対策をとることがあります。

再矯正する

前歯などのわずかなすきっ歯の場合は、矯正治療をもう一度行うことで比較的カンタンに閉じるとされています。ですが、再矯正でどれぐらい費用や期間がかかるのかも気になるところ。

まずは担当医に相談し、再矯正ですき間が閉じるかどうか、その費用や期間も確認しましょう。

リテーナーの使い方を見直す

リテーナーの装着時間が少ないと後戻りが起きてすき間ができてしまうことがあります。

装着時間を厳守することでそれ以上進行することを防ぐことが可能です。

ワイヤーがついているタイプのリテーナーの場合は、ワイヤーを調整することで改善することもあります。

ただし、リテーナーの目的はあくまで「歯並びをキープする」ことなので、すき間がふさがらないこともあるので、あまり期待しないようにしましょう。

補綴治療で対応する

上記で紹介した補綴治療で、すき間を埋めて対応することもあります。

  • セラミッククラウン
  • ラミネートベニア
  • ダイレクトボンディング

どの方法も一長一短なので、治療をする場合はよく検討してからにしましょう。

ヒアルロン酸注入・歯ぐきや骨の移植

歯列矯正でブラックトライアングルが生じた場合には、ヒアルロン酸注入や歯ぐきや骨の移植で対応することがあります。

ヒアルロン酸注入は歯ぐきを膨らませることですき間を埋める方法です。効果は持続しないので半年に1回程度注入する必要があります。

自分の歯ぐきや骨の移植することでブラックトライアングルを埋める方法もあります。ですが、手術のリスクや術後に戻ってしまう可能性もあります。

矯正途中ですきっ歯になった!そのままでいいの?

矯正途中で歯と歯の間にすき間ができた場合、そのまま治療を続けていいのか不安になりますよね。

たいていの場合、治療完了までに閉じてくるのであまり心配しなくて大丈夫でしょう。

最終的に歯並びがきれいになることを目指して歯を動かしていくので、一時的にすき間ができることは起こり得るからです。

不安なときは、ドクターに相談してすき間が出来ているのが心配なことを話しておきましょう。どの段階ですき間が閉じていく予定なのか、わかる範囲で教えてくれるはずです。

また、もともと歯ぐきの炎症が強かったり、アゴの骨が少ない場合は歯列矯正を始めることで歯と歯の間にすき間ができてしまう可能性があります。

その場合は、治療前にあらかじめドクターから説明があることが多いです(※事前に分からないこともあります)。

もし説明を受けた場合は、リスクを考えて歯列矯正をするかどうか決めましょう。

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すきっ歯を治すと良いこと

①人と話すことや笑顔が増えて、自身がもてる

すきっ歯は前歯に起こりやすく人目に付くことから、コンプレックスに感じている人が多いです。

すきっ歯を治し、口元の見た目のコンプレックスが解消されると、人と話したり笑ったりすることに抵抗がなくなり、積極的になれたという声も。それだけでなく、周りから明るくみられるなど、プライベートでもビジネスシーンでも、印象が良くなる可能性があります。

②発音や滑舌が良くなる

すきっ歯は、歯と歯の間のすき間から音や空気が漏れて発音障害を引き起こすという欠点があります。特にサ行やタ行が発音しにくく、他人にとっては聞きとりづらいことも。

すき間がなくなることで滑舌がよくなり、人と話すのが苦手というお悩みが解決するかもしれません。

③虫歯や歯周病、口臭のリスク軽減

歯と歯の間にすき間があると、食べ物や汚れが詰まって虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まります。歯磨きのときも、歯の側面まで意識的に丁寧に磨く必要があります。

すき間を治療して歯磨きがしやすくなると、こういったお口のトラブルが起こりにくくなります。特に歯列矯正で歯並びを整えれば、お口全体の健康を保ちやすいです。

④歯が抜けるのを防ぐ

歯は通常、隣の歯と寄り添うことで、かむ力が隣の歯に分散させています。

すきっ歯だと、寄り添う歯がない分、単独でかむ力を受け止めなければならず、過剰に力がかかってしまいます。最悪の場合、歯がグラグラと揺れてきてしまうことも。この状態を「咬合性外傷」と言います。

歯と歯のすき間をなくすことで、咬合性外傷による歯へのダメージを防ぐことができるでしょう。咬合性外傷は、かみ合わせに問題があることが多いため、ただすき間をなくすことだけでなく、かみ合わせも含めた包括的な治療がおすすめです。

⑤胃腸への負担軽減や、肌荒れの改善につながることも

すきっ歯だと、かみ合わせが悪く、食事をしっかりと噛めていないことがあります。

食べ物が小さくなっていないまま胃や腸に送られると、消化するのに大きな負担がかかります。さらに消化不良だと、栄養がきちんと吸収されず、免疫力の低下や肌荒れなどが起こりやすいです。

すきっ歯やかみ合わせを改善すると、しっかりと噛めるようになるため、胃腸の負担が減って全身の健康に繋がります。

⑥顎関節症、肩こり、姿勢の歪みなどが改善するケースもある

すきっ歯を放置すると、かみ合わせがだんだんズレてくることがあります。それにより、お口周りの筋肉や関節はもちろん、骨や神経にも余計な負担がかかって、頭痛や肩こりに繋がってしまうケースがあります。

すきっ歯やかみ合わせを整えると、お口周りの筋肉や関節の負担が減る可能性があります。その結果、骨や神経の負担もなくなり、慢性的な顎関節症、頭痛、肩こり、姿勢の歪みなどの症状の改善が期待できます。

まとめ

すきっ歯は見た目に影響しやすいため、治療改善することで、表情や気持ちも明るくなれるでしょう。

ただ、多くの場合、他の歯列不正を併発していたり、かみ合わせの問題があったりと、単純にすき間を埋めるだけでは良い結果が得られないことも。すきっ歯になった原因を根本的に診断してもらうことが必要です。

すきっ歯の治療は、マウスピース矯正でも対応できるケースが多いので、一度歯科医師にしっかり検査・診察をしてもらうことがおすすめ。

すきっ歯でお悩みの方は、ぜひアットスマイルの無料カウンセリングへいらしてみてください。

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  1. 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
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  3. 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
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