歯の矯正をしていると就活や転職に影響する？！メリット・デメリットや就活中におすすめの矯正方法もご紹介します

就活中に歯列矯正をしていても不利にはならないことがほとんど

歯列矯正をしていることが原因で、就職や転職で不利になるということは考えにくいです。

なぜなら歯列矯正は、自身の悩みを解決するための立派な自己投資だからです。向上心や自己管理能力をアピールすることができれば、好印象につながる可能性もあります。

また、企業が採用基準で重視するのは「人柄」や「今後の可能性」など。歯の矯正をしているかどうかというよりも、その会社にとって必要な人材かどうかが大切です。

場合によっては影響がでる可能性も

ただし、面接官も人間である以上、矯正装置の見た目に対する感じ方は人それぞれ。まったく気にならない方もいれば、どうしても気になってしまう方もいるかもしれません。特にワイヤー矯正は気になりやすいようです。

また、面接の際に矯正装置が気になって、うまく話したり笑ったりできなかったということもあります。特に人前に出たり話をするような職業の場合、自分の魅力を十分にアピールできなかったことは、結果に影響する可能性もあり得るでしょう。

では、就活や転職に向けて歯列矯正をするときには、どんなことに気をつければよいでしょうか。次の項目で詳しく解説します。

就活矯正で注意するポイント3選

就活や転職に向けて歯列矯正をするなら、次の3つのポイントに気をつけましょう。

1. できれば就活前に治療が完了するのがベスト
2. 直前の治療開始はおすすめしない。面接前には練習を
3. 目立たない矯正を選ぶと見た目の心配がない

詳しく解説します。

①できれば就活前に治療が完了するのがベスト

就活前に治療を完了しておくことで、治療の痛みや装置の違和感を気にする必要がありませんし、何より歯並びが整ったことで自信をもって就職試験に挑めます。

さらに歯並びを整えることは見た目だけでなく、滑舌が良くなったり、身体の不調が改善する可能性などのメリットも。

また、キャビンアテンダントなど一部の職種や企業によっては、矯正治療をするのに上司の許可が必要になったり、治療方法が限られている場合もあります。そういった職種を目指しているのであれば、就活や入社の前に治療を済ませておくと、煩わしくないかもしれませんね。

どのタイミングで治療を始めればいい？

歯列矯正の治療期間は、もともとの歯並びの状態や患者さんの協力度によって変わるため、一概には言えませんが、大人の場合おおよそ1～2年ほどが一般的。もし就活前に治療完了しておきたいのであれば、1年以上は期間に余裕があったほうが安心でしょう。

※治療については症例によって異なります。最終的な治療方針は担当医の判断となります。

関連コラム：マウスピース矯正の期間はどれぐらい？早く終わる歯並び、長くかかる歯並びの違いはあるの？

ただし、矯正治療は始めるまでの準備（虫歯治療や親知らず抜歯、精密検査など）で1～3カ月程度の時間を要する場合もあります。思い立った日に初回相談だけでもいいので早めに行動した方が良いと言えるでしょう。

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参考までに、実際にアットスマイルでマウスピース矯正した、10代・20代の症例をご紹介します。歯の動きの大体の目安として参考にしてください。画像クリックで詳細を見ることができます。

【すきっ歯】20代女性・治療期間2.5ヶ月

【デコボコ】20代女性・治療期間7ヶ月

【デコボコ】10代女性・治療期間7ヶ月

治療内容：透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項：
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る（後戻り）場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1～3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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②直前の治療開始はおすすめしない。面接前には練習を

矯正治療を始めたばかりの時は、装置に慣れていないので違和感が大きかったり、痛みや滑舌の悪さなどのトラブルを感じやすいです。

そうしたトラブルのせいで、就職試験に集中できなくなる可能性もありますので、試験までには矯正装置に慣れておくのがベター。

面接の前には滑舌や表情の作り方など、よく練習しておくとより自信を持って挑めるでしょう。

関連コラム：

• マウスピース矯正で滑舌が悪くなるケース・良くなるケース。対処のコツも徹底解説
• マウスピース矯正って痛いの？痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

③目立たない矯正を選ぶと見た目の心配がない

就活中の歯列矯正での心配事1位は、矯正装置の見た目が及ぼす影響ではないでしょうか。

そんなお悩みは、目立ちにくい矯正方法を選ぶことで解決します！代表的なものは裏側矯正とマウスピース矯正です。

裏側矯正はワイヤー矯正の一種で、歯の裏側に矯正装置をつけるため、パッと見ただけでは矯正をしていることがわかりません。

マウスピース矯正は、薄い透明のマウスピースを装着して歯を動かす方法のため、装置が目立ちにくく違和感が少ないという特徴があります。

就活中は特にマウスピース矯正がおすすめ

マウスピース矯正は装置が薄くて舌の動きを邪魔しにくいため、滑舌にも影響しにくく就活中は特におすすめ。

マウスピースはご自身で取り外すこともできるため、どうしてもという時にはマウスピースをはずした状態で就職試験に臨むこともできます（ただし、装着時間が足りないと治療がうまく進まないので注意が必要。就職試験が何日も続くなどの場合には、歯科医師と相談しましょう）。

さらに、矯正しながらホワイトニングをすることも可能◎より輝く笑顔で印象アップも狙えるかも。

また、ワイヤー矯正に比べてマウスピース矯正は痛みが少ない傾向があったり、通院頻度が少なくて済むことが多いというのも、忙しい就活生にはメリットと言えます。※個人差があります。

関連コラム：

• マウスピース矯正と裏側矯正、どっちがオススメ？徹底比較しました！
• マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的？メリット・デメリットを一覧でご紹介
• マウスピース矯正とホワイトニングは同時にできる！注意すべきポイントも合わせてご紹介

私の歯並びはマウスピース矯正で治療できる？

ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道！

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

アットスマイル矯正なら初回相談が0円！さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。

「自分は歯列矯正でどうなる？」「費用や期間はどれくらい？」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。

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• ドクター’s voice - 提携医院のドクターにお話を聞きました
• 【歯列矯正 日記】アットスマイル矯正を始めて変わった事

就活中に歯列矯正をするメリット・デメリット

メリット

歯並びが整うことで、自信を持って試験・面接に臨める 向上心や自己管理能力、清潔感をアピールできる 歯並びが整うと、虫歯や口臭の予防につながる 学生のうちは比較的、矯正治療にかける時間に余裕がある

デメリット

就職試験までに治療が終わらないことがある 矯正装置の違和感や口腔ケアなどのわずらわしさがある きちんとお口のケアをしないと、虫歯や口臭が発生する可能性がある 費用がかかる

就職試験の前に歯並びを整えることで、自己肯定感が高まりやすかったり印象アップにつながる可能性があります。自信をもって積極的に自己アピールができる人は、面接官の目にも魅力的に映り、就活にプラスとなるでしょう。

デメリットとしては、矯正治療は時間がかかる治療なので、就活の忙しい時期と重なると通院や口腔ケアに時間がとれずトラブルが出てくる可能性もあります。できればその前にある程度治療が終わるよう、計画的に始めるのがよいでしょう。

また、就職前の学生のうちは、金銭的な面での負担が大きく感じるかもしれません。具体的な費用負担や支払いのコツについては、次の項目で詳しく解説しますね。

関連コラム：20代の歯列矯正を写真とともに徹底解説！費用や期間は？

就活矯正の費用は？学生でも支払うコツ

歯列矯正の費用は、歯並びや使用する矯正装置によって費用が異なり、その幅も大きいです。以下の表に装置ごとのおおよその費用感をまとめました。

	マウスピース矯正	ワイヤー矯正（表側）	ワイヤー矯正（裏側）	ワイヤー矯正（白色）
費用	約10～130万円	約60～150万円	約100～170万円	約80～140万円

※費用は目安であり、歯並びや治療期間などによって個人差があります。

マウスピース矯正は比較的、費用負担が少ない傾向。

また、ワイヤー矯正の中でも裏側矯正や白色矯正は、技術的な側面や審美面を考慮した材料を使用することから表側矯正に比べて費用が高くなりやすいです。

さらに、歯並びや治療の流れごとにかかってくる費用についてなど、こちらのコラムに詳しくまとめました。

関連コラム：大人の歯列矯正にかかる費用の目安は？安く済ませるコツはある？

支払いの負担を減らすコツ

「お金がなくて矯正ができない…」と諦める前に、ぜひ目を通しておいていただきたい5つのコツをご紹介します。

1. 分割払い 
2. デンタルローン 
3. クリニック選びをこだわって費用の負担を減らす
4. 矯正中の努力で治療費を増やさない！
5. （医療費控除）

【高校生を除く18歳以上の学生の場合】

アルバイトの安定した収入があれば院内分割払いやデンタルローンを利用できる場合があります。ただし、保護者情報や連帯保証人が必要なことも。利用条件が20歳以上に限られるデンタルローンもあるのでよく確認しましょう。

またデンタルローンの場合、学生や未成年の方は審査に通らないことが多いため、親権者の方から申し込んだ方が良い場合も。

【高校生など18歳未満の未成年の場合】

基本的に歯列矯正の契約には保護者同意書の持参、もしくは保護者の同伴が必要な場合がほどんど。もちろんローンの契約も本人ではできません。

分割払いで歯列矯正がしたい場合、どの方法であれ申し込む際は保護者名義となります。

※アットスマイル矯正では20歳以下の方は保護者同伴でご来院いただきます。

関連コラム：

• 歯列矯正は安くなる？矯正費用の負担を減らす方法5選！貯金無しでも始めたい人は必見！
• 矯正費用は分割払いできる！学生や主婦でも大丈夫？費用負担を軽くするコツもご紹介

歯列矯正は保険診療でできる？

歯列矯正は基本的に保険適用外で、自費診療です。しかし、以下のケースでは健康保険が適用になることがあります。

• 外科手術を必要とする顎変形症と診断された場合
• 生まれつきの疾患があり、お口の中に問題がみられる場合
• 前歯や小臼歯の永久歯が3本以上、うまく生えてこないことで食べ物を噛みづらいなど機能的な問題が大きい場合

参考：日本矯正歯科学会 - 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは（外部リンク）

就活矯正でよくある質問

歯並びの悪さは就活で不利になる？

歯並びの悪さが、就職試験の結果を左右するとは言い切れませんが、人の第一印象は「目から入る情報」が大きく影響すると言われています。

カリフォルニア大学の心理学名誉教授、アルバート・メラビアンによって発表された法則によると、人は視覚・聴覚・言語の3つの情報を元に相手を判断しており、中でも視覚情報（見た目）が与える影響は55％に及ぶとされます。

第一印象がいいとその後のコミュニケーションも8～10倍アップするという声もあるようです。

また、日本臨床矯正歯科医会が10代～50代の男女計1,000人に『歯並びと矯正歯科治療』に関する意識調査を行ったところ「歯並びは第一印象を左右する」と回答した人が72.6％にものぼりました。

第一印象が重視されるような場面において、歯並びは整っていた方がよいとの認識を持っている人が多いことがうかがい知れます。

特に欧米などでは、歯並びが「自己管理能力の指標」になっていることも多いため、外資系の企業や海外進出を視野に入れた会社であったり、人の前に出るような職業の場合は、歯並びも身だしなみの一部としてチェックされることがあるかもしれません。

参考：日本臨床矯正歯科医会‐市民1000人に聞く「矯正歯科？」（外部リンク）

関連コラム：海外での歯列矯正ってどう？安くできる？メリット・デメリットや国別の矯正事情もご紹介します

部分矯正でもいい？

部分矯正は、前歯など一部の歯のみを動かす矯正方法です。対象とする範囲が狭いため、全体矯正に比べて費用が安く済んだり治療期間が短くなりやすいのが嬉しいポイント。

歯並びの見た目は前歯の様子が重要であるため、部分矯正でも見た目の変化を感じられる可能性があります。特にすきっ歯は、軽度でも審美的に気になる人が多いので、わずかな変化であっても見た目が改善したと感じることが多いです。

ただし、部分矯正はごく軽度の歯並びのズレや、矯正後の後戻りなどに適しており、治療できる症例は限られます。出っ歯を大きく引っ込めたり、笑った時の歯ぐきの見え具合や左右のアンバランスを改善したり、噛み合わせを整えることは、部分矯正では難しいです。

就職試験まで時間がない、費用の問題があるといった場合には、部分矯正も選択肢の一つになりうるでしょう。しかしながら、仕上がりの完成度が落ちてしまう可能性や、後戻りが起こりやすいなどのリスクもあるため、無理に就職試験に間に合わせることだけにこだわるのではなく、歯科医師と十分に話し合ったうえで選ぶことをおすすめします。

部分矯正を検討している方は、ぜひ一度こちらのコラムをご確認ください。

関連コラム：部分矯正なら安くできる？デメリットはあるの？症例もあわせてご紹介します！

矯正するなら就活前と就職してから、どっちがおすすめ？

まず歯列矯正は、健康な歯と歯ぐき・アゴの骨があれば何歳からでもはじめることができます。

就活前に歯列矯正をしておくと、学生で比較的時間がとりやすいことや、就活に自信を持って臨める、職業による矯正方法の制限がないというメリットがあります。

一方で就職してお金が貯まってから治療を始めるのもアリ◎

デンタルローンやクレジットカードの審査に通りやすかったり、費用の工面もしやすいです。

ただし、職種によっては希望の矯正方法を選べなかったり、思ったよりも忙しく治療に通う時間がないといった可能性もあります。

また、20代以降は結婚や出産、家を買うなどの大きなイベントを控えていることも多いため、ライフイベントの時期を逆算しながら、歯列矯正を行う時期も検討するとよいでしょう。

まとめ

矯正治療をしていることで、就活で不利になる可能性は低いです。むしろ、アピールの仕方次第では、印象アップを図れることも。

とはいえ、就職試験前に治療を完了しておくのがベスト。整った歯並びは、相手に清潔感のある印象を与えますし、何よりコンプレックスが解消され、自分に自信が持てるようになることが就活の場面では大きなプラス要素になるからです。

もし就職試験までに間に合いそうになくても、あきらめないでください。マウスピース矯正なら、矯正装置の見た目を気にせずに就活することができます。また、面接などの大事な場面では一時的にはずすという選択肢も。

ご自身の歯並びは治療にどのくらいの時間と費用がかかる？矯正治療をすると見た目はどう変わる？などの疑問は、無料カウンセリングで全てクリアにしましょう！治療は始めようと思った時が始めどきです。人生において大切な場面のために、一歩踏み出してみませんか？

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アットスマイル矯正についてざっくり紹介

1. 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
2. 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
3. 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
4. マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
5. 全国さまざまなエリアに提携医院があります
6. 目安金額30～60万円。分割払いやデンタルローンにも対応

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アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。

1. 患者さんのご希望や予算と向き合った治療をご提案します。

2. 患者さんの不利益となる誇大表現を行いません。

3. 料金と治療の流れをできる限り明確にします。

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関連コラム：歯列矯正は安くなる？矯正費用の負担を減らす方法5選！貯金無しでも始めたい人は必見！

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・矯正箇所が元に戻る（後戻り）場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
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・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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