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マウスピース矯正に欠かせない「チューイー」の効果的な使い方!どのくらい噛むの?習慣化のコツは?

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マウスピース矯正で使用する「チューイー」とは、マウスピースを歯に密着させるためのアイテムです。

マウスピースは指ではめるだけだと思っている方も多いかもしれません。ですが、このチューイーを使うか使わないかでマウスピース矯正の効果が変わってきてしまう可能性があります。使わないことで思わぬトラブルが発生することも。

本記事では、マウスピース矯正の必須アイテムであるチューイーの正しい使い方やお手入れの方法、うっかり忘れないためのコツなどを徹底解説します。

もしものときの代用アイデアも紹介しますので、マウスピース矯正中の方やこれから始めようとしている方はぜひ参考にしてください!


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目次

チューイーとは?使わないとダメ?

マウスピース矯正で使う「チューイー」とは、弾力性のあるシリコンでできた、小さなチューブのこと(もしくは板状のものもあります)。

マウスピースを指ではめた後にこのチューイーを噛むことで、しっかりと歯に密着させます。

マウスピース矯正のマウスピースは、正しく装着されている時に、歯に適切な矯正力がかかるように設計されています。つまり、チューイーを使ってマウスピースをしっかりはめ込むことは、マウスピースの治療効果を十分に発揮し、計画通り治療を進めるために必要不可欠なのです。

最近では、ミントやフルーツなどのフレーバーが付いているものや、使いやすいように棒付きのものなどもあります。チューイーは、マウスピース矯正を行っている歯科医院やインターネット通販などで販売しており、価格は2~4個で500~1,000円程度で購入できます。

使わないとどうなる?

指で押し込んだり、上下の歯を噛んではめこんでもよいのでは?と考える方もいるかもしれません。

しかし、マウスピース矯正のマウスピースは、現在の歯並びよりもほんの少しだけ理想の歯並びに近づくように設計されているため、指で押し込む程度では十分にフィットしていないことが多く、また上下の歯で無理に噛みこむと破損の原因にもなります。

特に、新しいマウスピースに交換したばかりの時期はもっともマウスピースが浮き上がりやすいため、チューイーの使用が重要です。

少しでも浮いていたり歯に密着していないと適切な矯正力がかからず、計画通りに歯が動かない場合があります。そうなると、同じマウスピースの使用を延長したり、前のマウスピースに戻ってやり直すなど、治療期間が延びてしまう可能性も。

最悪の場合、マウスピースの作り直しや計画の立て直しが必要になることもあるので、マウスピースを装着する際には必ずチューイーを使用しましょう。

関連コラム:マウスピース矯正で歯が動く仕組みを解説!マウスピースで本当に歯並びがキレイになるの?

チューイーの正しい使い方

基本的にチューイーは端を手で持ち、噛んで使います。以下の5ステップで歯にマウスピースをしっかりはめこんできましょう。※症例によっては、チューイーの使用方法が異なることがあるので、必ず担当の歯科医師の指示に従ってください。

  1. 上下のマウスピースを正しい位置にはめる
  2. 前歯でチューイーを噛む
  3. 隣の歯に移動して噛む
  4. 奥歯で噛む
  5. 鏡を見てしっかりとはまっているかチェック

それぞれのポイントをご紹介します。

①上下のマウスピースを正しい位置にはめる

まず初めは、手でマウスピースをはめていきます。この時に位置がズレているとうまくはまらないどころか、口の中を傷つけたりマウスピースが壊れることもあるので注意しましょう。

初めのうちは鏡を見ながら、位置を確認して装着することをおすすめします。

②前歯でチューイーを噛む

前歯から噛んでいきます。この時、ガムのように軽く噛むのではなく、上下の前歯で噛み切るように、グッグッとしっかり数回噛むのがポイント。

③隣の歯に移動して噛む

前歯がしっかり装着出来たら、順番に隣の歯に移動して噛んでいきます。

この時、八重歯や斜めになっている歯は、角度をつけながら噛むときちんとはまりやすいです。また、アタッチメントが付いている場合は特に浮きやすいので意識してしっかり噛んでいきましょう。

④奥歯で噛む

最後に奥歯で噛んでいきます。この時、チューイーを2つ使って左右同時に噛むと、バランスよくスムーズにマウスピースをはめることができます。

もし奥歯の浮きが気になる場合には、チューイーを横にして歯列に添わせるように置き、グーっと数分長めに噛んでおきましょう。

⑤鏡を見てしっかりとはまっているかチェック

最後にしっかりとマウスピースが歯にはまっているか、鏡を見ながらチェックします。少しでも浮いているところがあれば、再度その部分にチューイーを当ててしっかり噛んでください。

もし大きな隙間がある場合、マウスピースの形態が合っていない可能性もありますので、すぐに担当医に相談しましょう。

チューイーを使うときの注意点

チューイーはしっかり噛むことが大切ですが、あまり長時間噛みすぎると顎関節症の原因になったり、歯が歯ぐきの方向に沈みこみすぎる(圧下しすぎる)可能性もありますので注意しましょう。

目安は、前歯から奥歯までトータルで5~10分程度。特に新しいマウスピースに交換したばかりの2~3日は、マウスピースがきちんとはまりにくいので10~20分ほどかけてしっかり装着していきます。

また、新しいマウスピースに交換したばかりなどで痛みを強く感じる時には、無理に強く噛む必要はありません。ゆっくりと噛みこんでいき、無理のないところまで力加減を調整してください。

症例や治療方法によっては、チューイーの使い方や使用時間が異なる場合がありますので、あくまで担当の歯科医師の指示に従うようにしましょう。

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チューイーの正しいお手入れと交換時期

チューイーは消耗品ですが、1回ごとの使い捨てではなく、数回繰り返し使うことができます。使った後はよく水洗いをして乾燥させ、清潔を保つようにしましょう。

弾力が低下して噛みこめなくなったり、避けてしまったら新しいものに交換します。交換の目安はおおよそ1週間から10日ほど。

マウスピースの交換周期が1~2週間前後であることが多いので、マウスピースを新しくするのと同時にチューイーも買い替えるとよいでしょう。

チューイーを習慣化するためのコツ

チューイーの使用は治療の結果を左右すると言っても過言ではありません。めんどくさがってサボったり忘れたりしないために、習慣化のコツをご紹介します。

マウスピースケースに常備しておく

マウスピースをはずしたら必ずマウスピースケースに入れるので、そこに一緒に入れてあれば外出先でも使い忘れません。また、紛失防止にも◎

色々な場所に置いておく

マウスピースを装着しようと思った時に、わざわざチューイーを別の場所に取りに行くとなると、つい億劫になってしまいがち。

マウスピース矯正生活をしていくうちに、洗面所やお化粧台など、ご自身がよくマウスピースを装着する場面が分かるようになってくると思いますので、あらかじめそこにチューイーをスタンバイしておくとよいでしょう。中には会社のデスクに常備しているという方もいます。

関連コラム:マウスピース矯正生活の1日ルーティンをご紹介!快適に過ごすコツやイレギュラーな時の対処法も大公開!

好みのチューイーをみつける

最近のチューイーは、カラフルな色やかわいい見た目だったり、フレーバーが付いた商品など種類がたくさんあります。気分によって変えてみたり、いろいろ試して楽しむのもモチベーションにつながって効果的です!

チューイーがないときの代用アイデア3選

もしチューイーを忘れたり紛失してしまったり、ストックを切らしてしまった場合には、一時的に以下のもので代用することもあります。

  • 厚手のタオル、またはタオルやガーゼを丸めたもの
  • 割り箸にタオルやティッシュペーパーなどを巻き付けたもの
  • 赤ちゃんの歯固め

ただし、チューイーに比べると効果は少なく、マウスピースや歯を傷めることもありますので、あくまで一時的な使用とし、なるべく早く新しいものを購入しましょう。

まとめ

マウスピース矯正において、治療を計画通りに進めるためには、ただマウスピースをはめるだけではなく、チューイーを使ってしっかりと歯に密着させることが非常に重要です。

慣れるまでは、違和感があったりめんどうに感じることもあるかもしれませんが、数週間で慣れ、日常生活の一部になる方がほとんどです。せっかく高額な治療費を払ったのに、正しく治療効果が得られないともったいないですよね。

しっかり管理を行って、理想の歯並びをゲットしましょう!

もちろんそのためには、ご自身に合った綿密な治療計画を立ててもらうことも大切。これから歯列矯正を始めようと考えている方は、ぜひアットスマイル矯正の無料カウンセリングにいらしてみてください。あなたの矯正治療に関する疑問やお悩みに、的確な答えを導き出してもらえます。

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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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