マウスピース矯正中は、マウスピースを装着することで歯が動いていきます。そのため、普段よりもお口の健康状態に気を配ったり、装置の破損や紛失などに注意する必要があり、自己管理が重要です。
今回はしっかりと自己管理をするため、マウスピース矯正で必要なものをご紹介します。
また、必須ではありませんが、あると便利なグッズも同時にご紹介しているので最後まで目を通してみてくださいね。
マウスピース矯正中の方だけではなく、これからマウスピース矯正を始めたいと思っている方にとっても必見の内容となっています。
マウスピース矯正を始めるときに必要なもの4選
①マウスピースケース
マウスピース矯正では、マウスピースを1日22時間以上つけて過ごしますが、食事や歯磨きのときには外します。その際、無くしてしまったり壊してしまうのを避けるため、保管ケースに入れておくことが推奨されています。ティッシュなどでくるんで置いておくと、ゴミと間違って捨ててしまう可能性があるためです。
家の中だけではなく、外出時に持ち歩く可能性がある場合は必ずマウスピースを入れる専用のケースを準備しましょう。
関連コラム:マウスピース矯正生活の1日ルーティンをご紹介!快適に過ごすコツやイレギュラーな時の対処法も大公開!
②マウスピース用洗浄液
マウスピースは1~2週間前後で交換をしますが、毎日のお手入れは必須です。マウスピースは外したら毎回洗うのがポイントです。基本的には、水と柔らかい歯ブラシを使い、唾液のぬめりが無くなるまで丁寧に内側と外側を洗います。
ただ、着色や臭いがついてしまったときはなかなか歯ブラシのこすり洗いだけでは取れません。そういったときのスペシャルケアとして、マウスピース用の洗浄液を使うことで歯ブラシだけでは取れない微細な汚れを落とし、マウスピースを綺麗に保ちます。
洗浄剤には錠剤タイプとスプレー・泡タイプがありますので、お家や外出先など場面ごとに使い分けるのもオススメです。
関連記事:矯正用マウスピースの正しいお手入れ方法!臭いや変色が出た時の対策もご紹介
③デンタルフロス・歯間ブラシ
マウスピース矯正中は、マウスピースを常にはめている必要があり、マウスピースの中に唾液が流れ込まないので虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
さらに、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落とすのが難しいです。デンタルフロスや歯間ブラシといった清掃補助用具を使って汚れを落とし、虫歯や歯周病の予防をしましょう。
また、マウスピース矯正をしていると歯が動いていくので、自然と歯と歯の間にすき間ができる期間があります。食べ物が挟まりやすくなるため、こういった清掃補助用具が役立ちます。
デンタルフロスには持ち手が付いたホルダータイプと、必要な長さだけ切って指に巻き付けて使うロールタイプがあります。ロールタイプはたくさん入っているので、コスパを重視したい方向け、ホルダータイプは手を口に入れたくない方向けです。
歯間ブラシは4S(極細)~M(太い)までのサイズ展開をしていることが多いです。どのサイズがいいかわからない場合は、4Sや3S(SSS)のサイズが小さいものから試してみましょう。
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④水
マウスピース矯正では、マウスピースを装着している間は水以外の飲食はNG。
いつでも気軽に水分補給ができる水は必須です。すぐにうがいやマウスピースを洗えない状況のときも、水を持ち歩いておけば万が一のときも安心です。ミネラルウォーターは常備しておくのがおすすめ。
マウスピース矯正であると便利なもの6選
①リムーバー
マウスピースリムーバーは、マウスピースを取り外すための補助器具です。
初心者さんやネイルをやっている方、爪が弱い人などにおすすめです。
特に、マウスピース矯正中はアタッチメントと呼ばれる補助装置を歯につけることがあります。アタッチメントを装着することで歯とマウスピースをより密着させ、歯を様々な方向へ移動させることが可能になります。その代わり、歯からマウスピースが外れにくくなることがあり、そういったケースでもリムーバーは役立つでしょう。
関連記事:マウスピース矯正のアタッチメントってなに?目立つ?役割や注意点まですべて解説します
②チューイー
「チューイー」とは、マウスピースを歯に密着させるためのアイテムです。弾力性のあるシリコンでできた、小さなチューブもしくは板状のものになります。マウスピースを指ではめた後にこのチューイーを噛むことで、しっかりと歯に密着させることができます。
チューイーを使うか使わないかでマウスピース矯正の効果が変わってきてしまうこともあるので用意しておきましょう。
関連記事:マウスピース矯正に欠かせない「チューイー」の効果的な使い方!どのくらい噛むの?習慣化のコツは?
超音波洗浄機
忙しい方にオススメなのが、超音波洗浄機です。超音波洗浄機は、超音波振動とそれによって発生した非常に細かい気泡の力によって、隅々まで均一に汚れを除去してくれる機械です。
水を入れてスイッチを入れると洗浄することができるので、そこに数分間マウスピースをいれるだけで綺麗にすることが出来ます。
ただし、着色や臭いを落とすことは難しいので、マウスピース洗浄液と併用するのがおすすめです。
関連記事:マウスピース・リテーナーを洗う超音波洗浄機おすすめ4選!安さや使いやすさ、用途別に厳選しました
エラスティックホルダー(顎間ゴム用フック)
マウスピース矯正では、顎間ゴムを使用することがあります。顎間ゴムとは、医療用の小さな輪ゴムのこと。上下の装置に引っかけることで、伸びたゴムがもとに戻ろうとする力を使って歯を動かします。
小さなゴムなので、手でかけるのが難しい方や爪の長い方は、専用の道具(エラスティックホルダー)があるとゴムかけが圧倒的にラクになります。
エラスティックホルダーは、ゴムかけがしやすいように薄いプラスチックでできていて、先端についているフックにゴムをかけて使います。
関連記事:マウスピース矯正のゴムかけって?期間は?痛い?かけ方のコツも教えます!
電動歯ブラシ
マウスピース矯正中は、食後の歯磨きが必須です。通常の三食だけではなく、おやつなど間食をした際にも歯磨きをしなければならないため、必然的にブラッシングする回数が増えます。
毎回丁寧に磨くのが大変、という方にオススメなのが電動歯ブラシです。歯に当てるだけで効率的に歯の汚れを取り除くことができます。
電動歯ブラシには音波タイプ、超音波タイプ、高速回転・振動タイプがあります。
電動歯ブラシは力を入れすぎると歯の表面や歯ぐきを傷つける恐れがあるため、位置を変えながら軽く当てて磨くようにしましょう。
キシリトールタブレット
基本的にマウスピースを装着している間は水以外の飲食はできません。「間食したいけどマウスピースを装着していて無理」といったストレスを感じないために、オススメなのがキシリトールタブレットです。
キシリトール100%のタブレットであれば、マウスピースを装着したまま食べることができ、虫歯になる心配もありません。噛まずに舐めてお召し上がりくださいね。
ただし、同じキシリトールでもキシリトールガムは注意が必要。マウスピースにくっついてしまう上、噛むことで装置が変形・破損する可能性があるので、必ず装置を外して噛んでください。
旅行やお出かけに持っていくと便利なものは?
歯磨きセット
マウスピース矯正中の外出時には、携帯用の歯磨きセットを持ち歩くようにしましょう。
歯磨きセットがあれば外食や食べ歩きをしたあとなど、すぐに歯磨きをすることができ、マウスピースのお手入れもすることが可能です。
関連記事:マウスピース矯正中の食べ歩きや飲み会、こんな時どうする?注意するべきポイントを総まとめしました
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、外出先や旅行先などに持っていくと便利です。水洗いできない時にマウスピースを拭いたり、ケースなどを置く際、清潔な置き場がないときに下に敷いたりできます。
携帯用マウスウォッシュ・歯磨きシート
外食をしたあとはすぐに歯磨きをすることが理想ですが、なかなか難しいこともあるでしょう。そういったときは、マウスウォッシュや歯磨きシートがあると便利です。ある程度雑菌の繁殖を防ぎつつお口の中をさっぱりすることができます。
歯磨きできる状態になったらすぐにブラッシングを行い、マウスピースも洗浄するようにしましょう。
一つ前のマウスピース
旅行やお出かけの時の心配事の一つとして、マウスピースの紛失や破損が考えられます。
マウスピースを装着できない時間が増えれば増えるほど歯が後戻りしたり、思わぬ方向に歯が動いてしまう可能性があります。そのため、マウスピースを紛失・破損したときすぐにかかりつけの歯科医院に行けないようなお出かけをする場合は、念のため一つ前のマウスピースを持っていくと安心です。
万が一マウスピースを紛失・破損してしまった場合は、一つ前のマウスピースを装着しておき、すみやかに歯科医院に連絡をしましょう。
まとめ
マウスピース矯正でまず最初に必要なものは、以下の4つです。
- マウスピースケース
- マウスピース用洗浄液
- デンタルフロス・歯間ブラシ
- 水
マウスピース矯正中は、虫歯や歯周病のリスクを避けるためお口とマウスピースの清掃がとても大切です。ただ、マウスピースを付ける前とは変わってやらなければならないことも増えるため、ストレスに感じることもあるかもしれません。
便利グッズも含めて是非活用し、ストレスのないように治療をすすめてくださいね。
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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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