鏡で自分の顔を見たとき、「下アゴが上アゴより出ているかもしれない」と思ったことはありませんか?もしかしたら、それは受け口かもしれません。
実は、受け口にはいくつかのタイプがあることは意外と知られていません。タイプが違えば治療方法も違います。
今回は以下の点について、受け口で悩む方のギモンを総まとめしています。ぜひチェックしてくださいね。
- 受け口のタイプとそれぞれの治療方法
- 費用や期間はどれぐらい?
- 受け口は歯列矯正だけで治るの?外科手術が必要って本当?
私は受け口?カンタンチェックリスト7選
自分が受け口かもしれないと気になる人は、まずは簡単セルフチェックで確認してみましょう。
- 横顔を見たときに下アゴが上アゴに比べて出ている
- イーっと噛んだときに下の前歯が3本以上、上の前歯より前に出ている
- 滑舌が悪い(特にサ行、タ行)
- 物を食べづらい、麺を噛み切れない
- 下唇が厚い
- 口を閉じているとき口角が下がっている
- 家族に受け口の人がいる
受け口の症例写真
アットスマイルのマウスピース矯正で治療した受け口の症例をご紹介します。症例写真をタップすると詳細を見れます。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
受け口を治すと顔はどう変わる?
受け口の場合、下の歯やアゴが前に出てしまっているため、下唇が厚く見えやすく、口角も下がってしまっていることが多いです。横顔もEラインが崩れているケースが大半。顔全体も平面的な印象になりがちでです。傾向として、口が閉じずらいことも挙げられます。
矯正治療で歯並びを整え、受け口が改善すると唇が薄くなったと感じられたり、口角も上がりやすくなるでしょう。また、強調されていた下アゴが引っ込むため、Eラインが整うと同時にアゴが短くなったように見えることがあります。
嚙み合わせの位置が整うことで顔のバランスも整って見えることも。どういった変化がみられるかは個人差があるため、歯科医に相談するのがお勧めです。
アットスマイル矯正なら初回相談0円で歯科医に相談できます。
受け口にはどんな治療方法があるの?
受け口の治療方法は大きく分けて二つあります。
一つは歯並びを整えることで受け口を改善する歯列矯正。もう一つはアゴの骨を切って受け口を引っ込める手術を行う外科矯正です。
基本的には歯列矯正で対応することが大半ですが、骨格に重度の問題がある場合は外科手術による骨切りが必要になります。
費用感は約10~170万円とご本人の状況や要望によって、治療の複雑さや期間が変わるためかなり個人差があります。まずは歯科医師に相談してみるのがお勧めです。
受け口についてはワイヤー矯正、マウスピース矯正のどちらでも可能です。
関連:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介
【タイプ別】受け口の治療方法
受け口は、大きく分けて以下の3つのタイプに分かれます。
- 歯並びに問題があるタイプ(歯槽性)
- かみ合わせに問題があるタイプ(機能性)
- 骨格に問題があるタイプ (骨格性)
それぞれのタイプごとに治療方法が異なります。一つずつ見ていきましょう。
①歯並びに問題があるタイプ(歯槽性)
歯並びに問題があって受け口になってしまっているケースは、骨の大きさや位置に問題がなく、上の前歯が内側に入ってしまっていたり、逆に下の前歯が外側に向いてしまっている状態です。
歯並びを整えることで受け口が改善しやすいので、歯列矯正で治療できることが多いです。
②かみ合わせに問題があるタイプ(機能性)
骨の大きさと前歯の傾きに問題はなく、かみ合わせや噛み方が原因で下アゴが前に出てしまっている状態の受け口はこのタイプ。
コチラもかみ合わせを整えることで受け口が改善するケースが多いので、歯列矯正で治療を行う頻度が高いです。
③骨の大きさに問題があるタイプ(骨格性)
上アゴが小さい、または下アゴが大きいことによって上の前歯と下の前歯のかみ合わせが反対になってしまっているタイプです。
歯列矯正のみでは治療が難しく、外科手術が必要になるケースが多いのが特徴。外科手術が必要なのか、それとも歯列矯正のみで治療ができるかどうかは、精密な診査を受けてから判断されます。
外科手術を行う場合は、全身麻酔を行いアゴの骨を切ってアゴを後ろに下げます。顔貌に劇的な変化が見られる一方で、ダウンタイムや後遺症のリスクもあります。
受け口は自力で治せる?
自力で歯並びを治すことはほぼ不可能といっていいでしょう。クリニックで治療をせず、無理やり動かそうと歯に力を加えることは非常に危険です。
その理由として、歯並びを治すためには適切な力加減が必要であり、歯に向かって力を入れすぎるとかえって歯やまわりの組織を傷つける原因になるからです。歯並びがキレイになるどころか、以下のようなトラブルを招くことも。
- 歯がダメになりやすい
- 歯並び・かみ合わせが悪化
- 顎関節症・頭痛や肩こりなどの不調につながる
歯列矯正は、適切な力加減で歯を押すことで移動を促し、歯並びを整えます。1日で歯が移動する量はほんのわずかのため、矯正治療には長い治療期間が必要になるのです。
関連記事:自力で歯の矯正はできる?自分でできるセルフケアもご紹介します
受け口が気になったら、自分ひとりでなんとかしようとせず、必ずその道のエキスパートである歯科医師に相談しましょう。
受け口の治療は歯科医に矯正相談を
歯列矯正で自分の希望が叶うかどうか分からない状態でクリニックにお金を払って相談するのは勇気がいりますよね。アットスマイル矯正なら歯科医との初回相談が無料です。
「私の受け口は歯列矯正で治る?手術をしたほうがいい?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。
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マウスピース矯正で受け口は治せる?
結論から言うと、切端咬合位(上下の前歯の先を合わせること)ができる方はマウスピース矯正で受け口を治療できる可能性が高いです。
ただし、100%マウスピース矯正で治療が可能とは言い切れないので、まずは先生に相談することが大切です。マウスピースで矯正治療ができなかったとしても、他の治療方法の提示や外科矯正の先生の紹介をしてくれることが多いので、治療の選択肢が広がりますよ。
受け口の外科矯正ってどんなもの?
骨の大きさに問題がある受け口のケースを治療するには、外科手術が必要な場合があります。
矯正分野では外科的矯正方法と呼ばれます。通常の歯列矯正と違うポイントは以下の通り。
- 骨を切る手術がある
- 手術の前と後の両方で歯列矯正を行う
- 歯列矯正のみよりも期間が長くなる
手術の流れや術式、費用や美容整形との違い、リスクや後遺症について解説します。
外科矯正治療の流れ
外科矯正治療の流れは以下の通りです。個人差はありますが、トータルで約3~5年ほど治療期間がかかります。
- 初診
- 診査・診断
- 術前矯正
- 顎矯正手術、入院
- 術後矯正
- 保定期間
手術の方法
SSRO:下顎枝矢状分割術
SSROは、下あごのエラにあたる部分の骨を切って後ろに下げることで下アゴを引っ込める方法です。下アゴが大きいケースや前に出てしまっているケースに用いられ、手術と同時に抜歯は行いません。
上下顎移動術:上顎ルフォート1型骨切り術+下顎枝矢状分割術(SSRO)
上アゴが小さいことが原因で受け口になってしまっているケースで用いられる手術方法です。
上アゴを前に出し、下アゴを後ろに引っ込めることで受け口を改善します。この術式も同時抜歯はしません。
下顎セットバック
下顎セットバックは、前から4番目の歯を抜歯しながら、その周りのアゴの骨を切ってアゴを後ろに下げます。下アゴが標準より大きい、または上アゴが標準より小さいタイプの受け口で、奥歯のかみ合わせを変化させたくない人に用いられる外科手術方法です。
セットバックについては下記のコラムもチェックしてみてください。歯列矯正かセットバックで迷っている方はどちらを選べばいいのかの参考になるかと思います。
関連記事:セットバックと歯列矯正、私に向いているのはどっち?メリットとデメリットは?治療方法を徹底比較します!
私の受け口は歯列矯正と外科矯正のどっちで治る?ポイントは切端咬合位
歯列矯正のみで受け口の治療が可能なのか、それとも外科矯正が必要なのかは気になるところだと思います。その境目の判断として重要になってくるのが「切端咬合位を取れるかどうか」です。
奥歯は噛まなくてもいいので、アゴをスライドさせて上と下の前歯の先端を合わせることができるか試してみてください。上下の前歯の先を合わせることができたら、切端咬合位を取れていることになります。
前歯の先端を合わせることができると歯列矯正のみで受け口を治療することができる可能性が高く、逆に合わせられない場合は外科矯正が必要になるケースが多いです。
保険適用になるの?
骨格性の受け口で顎変形症と診断されると健康保険が適用されます。ただし、顎口腔機能診断施設と呼ばれるクリニックで顎変形症と診断される必要があり、マウスピース矯正を含めた目立ちにくい矯正装置の使用は保険適用にはならないので注意が必要です。
ただし「顎変形症でもマウスピース矯正がしたい、負担を少なくしたい」という人は、医療費控除が使えることもあります。
【あわせて読みたい】
関連記事:マウスピース矯正で医療費控除は使えるの?
手術前は受け口がさらに目立つ?受け口最強期間について
受け口で外科的矯正を行う場合、いきなり手術を行うわけではありません。まず、手術の前に矯正治療を行います。術前矯正といって、手術後にかみ合わせを安定させる目的で治療をします。
受け口の状態のまま歯の傾きを変化させるため、場合によってはより受け口が目立ってしまうことがあります。術前矯正の期間は非抜歯のケースと抜歯のケースで異なりますが、非抜歯で約1年、抜歯で1年半~2年程度必要とされています。
このとき下アゴがより前に出たように強調された状態を、受け口最強期間と呼ぶことがあるようです。
「受け口を治したくて治療しているのに、さらに受け口が強調されるのは嫌」と思われる人もいるでしょう。最近では、サージェリーファーストという考え方も台頭してきており、受け口最強期間がなくて済む方法もあります。
サージェリーファーストって?
サージェリーファーストとは、まず初めに手術で見た目や骨格のズレを改善してから歯並びやかみ合わせを治療する外科的矯正のアプローチ方法です。
術前矯正がなく、最初に見た目の問題を解決できるので、受け口最強期間がなくて済むのが大きなメリットです。
従来の外科矯正と比べ、歯に負担がかかりにくいことや治療期間が短くて済む点もメリットである一方、顎変形症と診断されても保険適用外の治療になるため、治療費が高額になりやすいのがデメリットです。
術後の矯正方法によって費用にも違いがありますが、矯正治療代のほかに入院費や手術代を含め、トータルで200~300万円程度かかるケースが多いようです。
受け口は必ず手術しないといけないの?リスクや後遺症は?
受け口の中でも、歯並びやかみ合わせが原因の人は手術が無しになる可能性が高いです。それに対し、骨格性の受け口は、根本的に手術をしなければアゴの状態は変わらないことがほとんど。
しかし、骨格性の受け口の人が実際に手術を受けるかどうかは、手術のリスクや後遺症を考慮する必要があります。
手術は全身麻酔で行うため、手術中に予期せぬ事故が起きるかもしれません。骨を削っているので、腫れやむくみ、痛みが生じますし、内出血や口元のしびれが起こることもあります。さらに、頻度はごくまれですが、術後には以下のような合併症が起こる可能性も。
- 組織壊死
- 顔面神経障害
- 骨膜炎
- アレルギーやショック反応
アゴ骨に関する手術は出血による窒息が起こることもあり、死亡事故が起きたケースもあるため慎重に考える必要があります。
関連:かみ合わせ矯正であご手術後、10代女性死亡「管理に改善すべき点」
ダウンタイムなどもあるため仕事や学校など日常生活との兼ね合いも考慮する必要があります。
どうしても手術をしたくない場合はカモフラージュ治療という方法も
手術をしたほうがいいと診断されたケースで手術をしない選択をした場合、カモフラージュ治療である程度改善を図ることがあります。アゴの大きさの不調和は変えられませんが、歯並びの見た目やかみ合わせの問題を歯列矯正のみで無理やり普通の歯並びのように見せる方法です。
根本的な解決には至らないため、長い目で見たときに顎関節症のリスクが高まるなど問題が起こりやすく、安易にはオススメできません。
アットスマイル矯正では、歯科医師が手術の必要があるかどうか、治療法はどんなものがあるのか親身になって答えてくれます。自分の歯並びは手術が必要かどうか不安な方はぜひご相談ください。
手術で治すと後戻りしないって本当?
手術で受け口を改善できても、後戻りはあります。
もちろん、手術で切った骨をプレートでしっかり固定しているので、大きくアゴの位置が戻ったりすることはありませんが、お口回りの筋肉のバランスは崩れているのです。
筋肉による後戻りを防ぐために術後にしっかりと物をかんだり、大きく口を開けて発話したりしてお口をしっかりと動かしてあげることが大切です。
美容整形と外科的矯正方法は何が違うの?
美容整形と外科的矯正は手術の内容自体はほとんど変わりません。
大きな違いは、ゴールの設定場所です。
外科的矯正方法はかみ合わせや歯の並び方を重視しつつ、アゴを引っ込める方法です。かみ合わせや歯並びの位置に重点が置かれやすいため、見た目に変化が感じられるものの、アゴの長さや横顔の見え方が希望通りになるとは言い切れません。
一方で、美容整形は見た目重視でかみ合わせは二の次であることがほとんど。見た目は劇的に改善するかもしれませんが、かみ合わせや歯並びはあまり考慮されていないため、長い目で見たときに歯を失ってしまうリスク、虫歯や歯周病、口臭や顎関節症を引き起こすリスクも低くはないのです。
費用や期間の面でも違います。
外科的矯正方法は一定の条件を満たすと約50~80万円程度と保険適用で治療を受けることが可能ですが、保険適用になるクリニックは決まっており、治療期間は3~5年ほどかかります。
美容整形は約200万円が全額自費ですが、半年~1年で治療が終わることがほとんど。ただし、かみ合わせや歯並びの治療もしたいときは別途費用のことが多いうえ、治療期間も伸びるでしょう。
かみ合わせをしっかり治しながら見た目にも変化が欲しい人は外科矯正を、短期間で見た目だけを何とかしたい人は美容整形向きです。
希望のクリニックで手術をしたい場合や「とにかく見た目を重視したい!」と強く希望する場合は、美容整形に相談したほうがいいかもしれません。ですが、美容整形のみで治療を行った場合に歯やお口の中の健康が損なわれ、結果的に費用がかさむ可能性も頭に入れておいた方がいいでしょう。
受け口の治療費用はいくらかかる?期間は?
歯列矯正、外科矯正、美容整形でかかる受け口の治療費と期間について、それぞれ表でまとめました。
治療の種類
※1 |
歯列矯正全般 | 外科矯正
(保険適用の場合) |
外科矯正 (サージェリーファーストの場合) |
美容整形
※2 |
費用 | 約10~170万円 | 約50~80万円 | 約200~300万円 | 約200万円前後 |
期間 | 約1~3年 | 約3~5年 | 約3~5年 | 約半年~1年 |
※1 これらはおおよその目安であり、個人差があります
※2 美容整形は矯正治療費用を含んでいません。歯列矯正を行う場合は別途費用がかかったり、期間も伸びることがあります。
受け口を治すメリット
①自分に自信が持てるようになって笑顔が増える
受け口が改善して歯並びがきれいになると、人前で話したり、笑ったりすることに抵抗がなくなり、自分に自信が持てるようになります。コンプレックスの解消につながるだけではなく、周りに明るい印象を持たれることも増えるでしょう。
②虫歯や歯周病のリスクが減り、口臭予防につながる
受け口を治療することで、かみ合わせも改善します。
かみ合わせが良くなると、食事がしやすくなってしっかりと噛めるようになり、唾液もしっかりと分泌されるようになります。歯並びもきれいになっているので、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減り、口臭予防にもなります。
③発音や滑舌が良くなる
受け口の人は発音や活舌が悪いことが多く、人前で話すのが苦手というお悩みを持つ人も少なくありません。受け口を治療することで活舌も改善され、発音もよくなってきます。
④顎関節症になるリスクが減る
かみ合わせが改善すると、顎関節にかかる負担が少なくなるので、顎関節症になるリスクが大きく減少します。
⑤全身の不調和や歪みが緩和することがある
顔の筋肉や関節は、首や肩にも繋がっているため、かみ合わせが悪いと肩こりや頭痛などの原因になることが。
かみ合わせが良くなることで、筋肉にもいい影響をもたらし、それまで悩んでいた肩こりや頭痛、全身の不調から解放されるケースもあります。
また、受け口の人は片方ばかりで噛むなどの「噛み癖」を持っている人が多く、お顔や全身の歪みを引き起こしていることもあります。正しいかみ合わせになることで、歪んだ状態の改善につながることもあります。
受け口になる原因
遺伝
顔立ちや声、身長が両親から遺伝するように、歯並びやアゴの骨格も遺伝する可能性は十分あります。
必ず遺伝するわけではありませんが、両親のどちらかが受け口だった場合、子どもにも受け口が遺伝する可能性はそうではないケースに比べて高いしょう。
口腔習癖
子どものころに、舌を出すクセや、舌で歯を押すクセ、爪を噛むクセや唇を吸うクセがあった長く続いた場合、受け口が引き起こされる原因になることがあります。
なかなか難しい部分ありますが、こういったお口回りのクセは受け口のみならず、他の歯列不正を招くことがあるので早い段階でやめさせることが重要です。
口呼吸
歯並びやアゴの位置には、舌のポジションも重要になってくるのですが、常に口をあけて呼吸をしていると舌の位置が下がっていることになります。舌が下がると気道が狭くなってしまうので、下アゴを突き出すことになってしまいます。
口呼吸が習慣になってしまうと、アゴやお口回りの筋肉が口呼吸しやすい形をとってしまい、受け口の悪化につながります。
骨の発育の差
骨格が成長する過程で、上アゴと下のアゴの成長バランスが大きく崩れて受け口になってしまうことがあります。
上アゴは小学校2年生ぐらいまでに一番成長するのに対し、下アゴは身長が伸びる時期と一緒に成長します。幼少期の口腔習癖や口呼吸が原因で上アゴの成長が足りなくなったり、何らかの理由で舌が正常よりも下の位置が下がっていると下アゴの成長が促されてしまうケースも。
アゴがしゃくれていても受け口じゃないこともあるので注意
受け口は下アゴや下の歯が前に出ているので、自然とアゴ先(オトガイ)も出て、しゃくれているように見えてしまうことが多いです。
しかし、アゴの先だけ出ていて、横顔が三日月のように見えてしまう人もいます。かみ合わせが正常でも、何らかの原因でアゴの先だけ発達してしゃくれていることもあるので、そういった人はオトガイ形成術などでアゴ先を削るなど別の治療方法が必要となってきます。
まとめ
受け口の状態は、見た目の問題はもちろん、機能的な問題も抱えやすい側面があります。そのまま放置しておくと、さまざまなトラブルの原因になりかねません。
受け口は総じて下アゴの主張が強く、横顔のEラインが崩れていることも多いため、自身のコンプレックスを刺激してしまうことが多々あります。
また、かみ合わせが悪いことが多いので、滑舌が悪かったり、物を噛みづらい、口が臭くなりやすいといった機能面でも問題が生じやすいです。アゴに負担がかかって顎関節症になりやすかったり、かみ合わせのバランスが悪いことで肩こりや頭痛など全身の不調につながるケースも少なくないのです。
受け口が気になっている方はまずは先生に相談することが大切です。今の自分の状態を把握して、どんな治療方法が可能なのかが分かります。
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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
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