八重歯とは、犬歯(前から3番目の歯)が歯並びの外側に飛び出ている状態を指します。
八重歯になる原因は「アゴが小さすぎて歯が並ぶスペースが不足している」などが挙げられます。また、歯並び自体もガタガタになってしまっているケースが多いです。
今回の記事では次のポイントをご紹介します。八重歯の矯正事例も掲載していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【この記事を読んでわかること】
- 自力で八重歯を治せるのか
- 治療すると口元や顔はどう変わるのか
- どんな治療方法があるのか、費用や期間のまとめ
私の八重歯は治る?無料カウンセリングで相談
アットスマイル矯正では、本当に納得してから歯列矯正を始められるように、ドクターとの矯正相談がタダ!治療実績はもちろん、患者さんの要望に寄り添えるように医師の人柄も重視しています。本気で歯列矯正を考えているなら、まずは無料相談。
八重歯かどうかセルフチェック
自分が八重歯かどうか、カンタンにチェックできる項目を作りました。すぐに終わるので確認してみてくださいね。
- 犬歯(前から3番目の歯)が他の歯よりも前に出ている
- 口を閉じても完全に犬歯(前から3番目の歯)が隠れない
- 唇が引っかかって開けずらい
- 出っ歯じゃないのに口元が出ているように見える
- 前歯で唇が切れてしまうことがある
- 食べ物が挟まりやすい
- 前歯が当たって口内炎になりやすい
八重歯の症例写真
アットスマイルのマウスピースで矯正した八重歯の症例をご紹介します。画像タップで詳細をみれます。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
自力で八重歯は治せる?
できることなら歯医者に行かず、自分で八重歯を何とかしたいですよね。
ですが、自力で八重歯を治すのは難しいです。
歯を動かすためには、至適矯正力(してききょうせいりょく)といって、適切な力加減があるのです。
指や割り箸などを使ったとしても適切な力を加えるのは難しく、力加減を間違うと歯や歯ぐきを傷つけるだけではなく、歯の寿命まで縮めてしまう危険性があります。最悪、歯が抜けてしまうことも。
関連記事:自力で歯の矯正はできる?自分でできるセルフケアもご紹介します
八重歯の治療には歯科医師の協力が不可欠。適切な力で適切な方向に歯を動かすには専門の知識が必要です。まずは歯科医に相談しましょう。
アットスマイル矯正なら歯科医との初回相談が無料です。八重歯の歯列矯正が気になっている方は無料相談のチャンスを活用しましょう!
八重歯の治療方法って?マウスピース矯正でも治せる?費用や期間も解説
八重歯の治療方法は大きく分けて2つ。
歯に金具を装着して動かすワイヤー矯正と、透明なマウスピースを装着して歯を動かすマウスピース矯正です。
八重歯の治療は個人差はありますが、ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらでも治療が可能なことが多いです。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、金具を装着する位置や金具の色調で3つの種類に分かれます。
- 歯の表側に金具を装着する表側矯正
- 歯の表側に白くコーティングした金具を装着する白色矯正
- 歯の裏側に金属を装着する裏側矯正(裏側)
費用は「表側矯正<白色矯正<裏側矯正」の順に高いですが、治療期間はどの矯正方法もそこまで違いはありません。
費用と期間を表でまとめました。
ワイヤー矯正の種類 | 表側矯正 | 白色矯正 | 裏側矯正 |
費用 | 60~150万円 | 80~140万円 | 100~170万円 |
期間 | 約1~3年 | 約1~3年 | 約1~3年 |
※これらはおおよその目安であり、個人差があります。
ワイヤー矯正は3次元的に歯を動かすことが可能なため、多くの歯列不正に適応可能なケースが多い一方、歯に金具を装着するためワイヤーが唇や口の中に刺さって痛むというトラブルも多発しています。
特に、八重歯の人はもともと唇や口の中を傷つけやすいため、ワイヤー矯正で治療をする場合はさらに口回りが傷つく可能性を頭に入れておいた方がいいでしょう。
関連コラム:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらがいい?メリット・デメリットを一覧でご紹介
マウスピース矯正
目立たない透明なマウスピースを装着しておくだけで八重歯を治せるのは、マウスピース矯正の大きなメリット。
費用は約10~130万円と幅がありますが、ワイヤー矯正に比べて安価ですむケースが多いです。また、治療期間は約1~2年と、こちらもワイヤー矯正よりも短くなりやすい傾向があります。
※費用と治療期間はおおよその目安であり、個人差があります。
アットスマイルのマウスピース矯正料金
部分矯正で八重歯は治せる?
「八重歯って問題になっているところだけ治せばいいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、結論から言うと八重歯を部分矯正のみで治療するのは難しいケースが多いです。
八重歯は、歯のスペース不足で外側に出てきた状態の歯並びです。正常な歯並びにするには、歯並び全体を動かして八重歯を入れてあげるスペースを作る必要があります。
歯の重なりが軽度であれば部分矯正で治療できるケースもあり得ますが、基本的には歯並び全体の矯正が必要でしょう。
私の場合は歯列矯正でどう変わる?どんな治療が必要なの?
ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが一番の近道。
なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。
アットスマイル矯正なら初回相談が0円!さらにアットスマイル矯正には、様々な歯並びについて考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。
「自分は歯列矯正で八重歯を治せる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。
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八重歯は残せる?抜歯しなくていいケースと抜歯が必要なケース
実際に八重歯を治療する場合には、以下の2パターンがあります。
- 非抜歯で歯の並べるスペースを作って八重歯を引っ込める方法
- 抜歯をして歯の並べるスペースを作って八重歯を引っ込める方法
なるべくなら抜歯をしないで治療をしたいですよね。ここからは抜歯をしなくてもいいケースと抜歯が必要なケースについて、それぞれ詳しく解説します。
抜歯しなくてもいいケース
アゴの骨の大きさや位置に問題がなく、八重歯の重なりが弱い場合は、抜歯をしなくてすむことが多いです。ですが、一見軽度に見えた八重歯でも、じつはそれ以外にかみ合わせなどの問題を抱えているケースもあります。
「じゃあどうしたらいいの?」と困惑されるかもしれませんが、大切なのは歯科医師に相談し、しっかりと見てもらうことです。今の自分の歯並びの状態を把握し、八重歯の治療で抜歯が必要なのか、非抜歯でできるかどうか、自分はどうしたいのかをドクターと共有できるのが理想です。
抜歯しないでどうやって治療するの?
非抜歯で八重歯を治療する場合、歯を薄く削ったり、後ろに引っ張ることで歯を並べるスペースを作ります。
歯を薄く削る方法:IPR
IPRとは、歯の側面(エナメル質)を0.2mm~0.5mm程の範囲で少しだけ削り、歯の横幅を小さくしてスペースを作る方法です。多くの歯列矯正の症例で用いられていますが、健康な歯を削ることに抵抗感を持つ人もいるでしょう。
歯の表面のエナメル質は1~2㎜の厚みがあるため、適正な範囲で削ればほとんどリスクはありません。
歯を後ろに引っ張る方法:アンカースクリュー
歯ぐきにアンカースクリューという小さなネジを埋め込み、それを固定源として歯並びを引っ張る方法もあります。
従来は抜歯によって歯を並べるスペースの大半を作っていましたが、アンカースクリューを用いることで、抜歯をしなくても歯を後ろに移動させることでスペースを作れることが増えてきました。
アンカースクリューはワイヤー矯正、マウスピース矯正の両方で用いられています。
【あわせて読みたい】矯正用アンカースクリューで何が変わる?顔が短くなる?横顔は変わる?歯列矯正を効率的にする秘密をまるごと解説!
非抜歯で八重歯を治すと出っ歯になるって本当?
「非抜歯で矯正治療をすると、出っ歯になる」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
答えはイエスでありノーでもあります。
非抜歯で八重歯を治療すると必ず出っ歯になってしまうわけではなく、以下のような場合に出っ歯になりやすいとされています。
- 抜歯が必要なのに無理やり非抜歯で治療を進めたケース
- 歯の傾きを全く考えずに非抜歯で治療を進めたケース
正しく診断された八重歯の治療ならば、非抜歯で矯正を行っても歯並びは整います。
八重歯をきちんと並べるためにどれぐらいのスペースが必要なのか、それは抜歯をしなければ確保できないのか、歯の傾きやかみ合わせの関係を考慮しながら診査・診断を行ってくれるクリニックを探すことが大切です。
抜歯が必要なケース
八重歯の重なりが強い場合や、八重歯の位置が著しく他の歯並びからズレているケース、歯を並べるスペースが極端に少ないケースでは抜歯が必要になってきます。
八重歯になっている犬歯は、嚙み合わせにとって重要な歯であるため、犬歯自体が重度な虫歯や歯周病になっていない限り抜くことはありません。
抜歯するのはどの歯?痛みはどれぐらい?
どの歯を抜くの?
一般的に、八重歯の治療で抜歯するのは、前から4番目の第一小臼歯、または5番目の第二小臼歯です。これらの歯は抜歯しても噛み合わせへの影響が少なくてすむためです。
親知らずがある場合は、親知らずを抜歯して歯を全体的に後ろに動かし、スペースを確保することもあります。その際はアンカースクリューを併用して治療を行うことが多いです。
関連記事:歯列矯正って抜歯するの?抜歯しなくていい歯並びはある?
痛みは?抜歯ってどんな感じ?抜歯した後はどうなる?
抜歯はしっかりと麻酔をして行いますので、痛みを感じないことがほとんどです。ただし、抜歯する際は力が掛かりますので、ぐっと引っ張られる感覚や骨を押される圧迫感はあります。
痛みが出やすいのは麻酔が切れてから、治療後の1~2時間後くらいからです。痛み止めが処方されるので、痛みを感じたらすぐに痛み止めを飲むようにしましょう。
また、抜歯をして傷になっていますから、ある程度出血が収まるまではガーゼを噛んで圧迫止血をする必要があります。抜歯した当日は、口の中でうっすらと血の味がする感覚があるでしょう。
八重歯を治療するメリット・放置するデメリットは?
治療するメリット
①口元が整って笑顔美人になる
八重歯があると、笑うと犬歯が目立ったり、唇の形が歪む、口角が引っかかって笑顔を上手く作れないなどのコンプレックスの原因になりやすいです。
歯列矯正で八重歯を治療して口元が整うことで、自然な笑顔を浮かべられるようになります。個人差がありますが下記のような効果が期待できます。
- 八重歯で引っ掛かることがなくなり、口角が上がりやすくなる
- 八重歯によって引き起こされていた、口を閉じているときの唇の歪みが取れる
- 八重歯が引っ込んだ分、口元や鼻の下のモコっと前に出た印象が改善される
- バッカルコリドーが狭くなり、洗練された印象になる
関連記事:歯列矯正するとバッカルコリドーが変わる?歯並び別の変わりやすさもご紹介!狭くなる?広くなる?
②虫歯・歯周病予防につながる
八重歯は外側に歯が飛び出ている状態のため、八重歯を含めた前後の歯の歯磨きがしずらいことが多いです。そのため、八重歯は虫歯や歯周病のリスクが高いです。
歯列矯正で歯並びがきれいになると、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながるでしょう。
③口内炎ができにくくなる、唇を切らなくなる
八重歯は唇やお口の粘膜の中に引っかかりやすく、それが傷となって唇を傷つけたり、口内炎の原因になることが多いです。
歯列矯正で八重歯が引っ込むと唇やお口の中を傷つけにくくなりますから、口元を綺麗にそして健康に保てるでしょう。
④体の不調が改善する
個人差はありますが、八重歯がある場合、かみ合わせも崩れていることがあります。
かみ合わせが崩れていると、肩こりや頭痛など全身の不調を招く要因に。八重歯の治療をすることでかみ合わせも改善し、肩こりや頭痛も改善する傾向があります。
八重歯を放置するデメリット
①見た目を気にする人は注意
八重歯対してコンプレックスを抱えている場合、周りの視線が気になったり、好きなように笑えないことも。
②虫歯や歯周病、口内炎だけでなく知覚過敏や顎関節症を引き起こす可能性がある
犬歯には、物を噛むときの圧力を負担する、かみ合わせにとって非常に重要な役割があります。
八重歯で犬歯が歯並びの外側にあると、食事の際に犬歯にかかる圧力が他の歯にも分散してしまいます。それが原因で、他の歯の知覚過敏を引き起こしたり、顎関節症になるリスクも少なくないのです。
ただでさえ歯磨きがしずらくて虫歯や歯周病のリスクが高く、口を傷つけてしまうことがある八重歯。なるべく早めに治療をすることをオススメします。
まとめ
八重歯はワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも治すことが出来ます。
アットスマイル矯正では、皆さんの「綺麗になりたい!」を叶えるお手伝いをしています。
自分の八重歯が非抜歯でできるのかどうか、マウスピース矯正で治療ができるのかどうか、歯科医師に無料相談ができます。一度きりの人生、まずは一歩を踏み出してみませんか。
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- 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
アットスマイル矯正の矯正事例
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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
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