マウスピース矯正中の通院頻度は1~3カ月に1回が一般的。忙しい方や医院の遠方地にお住いの人は、ご自身がどれくらい通院するか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、以下について解説します。
- 通院頻度は何で決まる?
- 通院回数を増やさないためのコツ4選
- 通院したら何をするの?
- 通院不要のマウスピース矯正は大丈夫?
ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
マウスピース矯正の通院頻度は1~3カ月に1回
マウスピース矯正の通院頻度は、1~3カ月に1回が一般的です。ワイヤー矯正は3~4週間に1回通院するので、マウスピース矯正の通院頻度は比較的少なめ。
マウスピース矯正中の通院頻度は主に下記の理由で変動します。
- 矯正の進み具合
- 矯正方法
- 矯正の難易度
- 患者さんの要望
場合によっては患者さんの事情に合わせて、通院頻度を変える事も可能です。詳しく解説していきます。
治療時期による通院頻度の違い
マウスピース矯正を始めたばかりの時期は、月1回通院することがあります。最初はマウスピースの装着を上手くできなかったり、丁寧に経過を見る必要があるので、これくらいの通院頻度になるようです。
その後慣れてくると通院頻度は減り、基本的に2~3カ月に1回の頻度で通院するようになります。
また矯正治療の終わりが近づくと、噛み合わせや仕上がりを細やかに調整するため通院頻度が月1回程度に増える場合もあります。
全体矯正・部分矯正による通院頻度の違い
歯並び全体を矯正するか、部分矯正するかによっても通院頻度は異なります。
全体矯正の場合は1~3カ月に1回ですが、部分矯正は月1回通院する事が一般的です。部分矯正は治療期間が短いので、通院間隔が短い傾向があります。
治療難易度による通院頻度の違い
難しいケースでは通院頻度が多くなる傾向があります。例えば、歯のガタガタが強い歯並びや大きく歯を動かす必要がある歯並びなどは通院頻度が比較的多くなりやすいです。
軽度のケースでは通院頻度が少なく済みやすいでしょう。
忙しい方、遠方の方の場合は通院頻度を減らせることも
仕事や私生活が忙しい、あるいは遠方に住んでいてこまめに通院ができないという方もいるかと思います。クリニックによっては、そういった事情を考慮して通院頻度を減らせる場合もあります。
ただ、歯並びの状態によっては通院頻度を減らせないケースもあります。まずはクリニックに相談しましょう。
私の通院頻度はどれぐらい?
ご自身の歯列矯正について知るなら、歯科医師に相談するのが近道!
なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があり、自己判断は難しいからです。
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下記のインタビュー記事で、実際にアットスマイル矯正で治療を終えた方の場合、通院頻度は2~3カ月に1回でした。
【あわせて読みたい】アットスマイルでの歯列矯正を終えてどうだった?治療内容や変化はどんな感じ?
アットスマイル矯正では「自分は歯列矯正でどうなる?」「トータルで何回くらい通院が必要なの?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。
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インタビュー・体験談
マウスピース矯正の通院頻度は減らせる?通院頻度を増やさないためのコツ4選
マウスピース矯正の通院頻度は特に問題なければ、2~3カ月に1回で済むことがほとんど。忙しい方や遠方地にお住いの場合は融通がきく場合もあります。
ただし、歯の移動に問題があったり、トラブルが起きるとこまめに通わなければなりません。通院頻度を増やさないためのコツは以下の4つ。
装着時間をしっかりと守る
マウスピース矯正では、装置を1日20~22時間以上しっかり装着することが重要です。
装着時間が短すぎると、歯に矯正力がかからず治療が進みません。治療期間や通院頻度が増えてしまう原因にもなるので、装着時間を守りましょう。
決まった周期でマウスピースを交換する
マウスピース矯正では、歯科医師の指示のもと、自分でマウスピースを交換します。
早く歯が移動してほしいからと勝手に次のマウスピースと交換したり、面倒だからそのままでいいやと決められた周期で交換しないでいると、治療計画通りに歯が動かない可能性があります。
その場合、こまめな定期観察が必要になり通院頻度が増える事も。マウスピースの交換周期はきちんと守りましょう。
定期的に通院してトラブルを未然に防ぐ
定期的に対面で歯並びやお口の状態をチェックしてもらう事は、トラブルや矯正の遅れを未然に防ぐ事につながります。前回は問題なくても、今回のチェックで問題が出てくることもあります。
トラブルは早めに解消した方が、対応が短時間で済みやすいです。ほおっておくと治療期間が伸びたり、丁寧な対応を行うために通院頻度が増える可能性があります。
クリニックには、歯科医師からの指示通りに行きましょう。経過が順調だからといって無断キャンセルしたり、勝手に通院間隔を空けたりしないでくださいね。
日々の歯磨きケアやマウスピースのお手入れをしっかりする
矯正中に虫歯や歯周病になると、別途治療が必要になり通院頻度は増えてしまいます。大きな虫歯がある場合は、治療後にマウスピースを再製作しなければならなくなることも。虫歯や歯周病を作らないことが、通院頻度を減らすコツの一つになります。
定期的に歯科検診に通ったり、こまめに歯磨きを行いましょう。
通院時に歯科医院では何をするの?
クリニックにもよりますが、所要時間は30~45分程度が目安です。経過のチェックや新しいマウスピースの受け渡しなどを行います。
マウスピース矯正中の通院で確認する事は、主に以下の項目です。
- 歯がきちんと動いているか
- マウスピースの着脱はきちんとできているか
- マウスピースの形状に問題はないか
- 虫歯や歯周病になっていないか
- アタッチメントのチェック
マウスピース矯正の通院はなぜ必要?
歯科医師は患者さんのお口の状態を確認し、治療計画通りに進んでいるかをチェックします。もし、予定よりも歯が動いていないときには、治療計画を見直す必要があるためです。
さらに、マウスピース矯正開始直後は、マウスピースの着脱が難しいことが多々あります。そのため、マウスピースの着脱練習や変形がないかどうかも同時にチェックしています。
新しいマウスピースに交換すると、今までの場所とは力のかけ方が違うので、着脱が難しいと感じることもあります。歯科医院に来院した際、自身のお口の状態のみならず、装置の状態もチェックしてもらえるので定期的な通院は非常に重要です。
通院なしでマウスピース矯正すると危険?
最近では、通院不要のマウスピース矯正も登場しています。マウスピースは家に郵送で届くので、定期的な通院が不要です。LINEでの歯並び写真のやり取りで定期診断が完結するのでクリニックに通う必要がありません。
ですが、通院しない場合、以下のようなトラブルが起きやすい傾向があります。
- 治療中に虫歯や歯周病になってしまったがしばらく気づかなかった
- 予期しない痛みが出たがどうしたらいいのかわからず対応が遅れた
- 自分でも知らないうちに歯の動き方が予想と違う方向に行っていた
- マウスピース装着時間が短いせいで治療が進んでいない
定期チェックするのはスマホで撮影した歯並びなので画質や角度に限界があり、対面診療に比べると見れる範囲がどうしても少なくなります。トラブルが発生した際は、普段から通院していないため処置を受けるまで時間がかかる事も。
また、日本矯正歯科学会からは対面診療の無いマウスピース矯正について重大な懸念があると発表しています。
テレビやインターネット等を介して、各報道機関より『宅配大手企業が歯科矯正用マウスピース装置を製造し、患者に直接配送するサービスを開始した』とのニュースが配信されました。
本報道内容に関して、公益社団法人日本矯正歯科学会は、歯の位置や咬合を持続的に変化させるマウスピース装置(アライナー型矯正装置)を歯科医師による対面診療を基盤とせず患者に配送するサービスについて重大な懸念を抱いております。
出典:日本矯正歯科学会 - 「宅配大手企業が歯科矯正用マウスピース装置を製造し、患者に直接配送するサービスを開始した」の報道に対する見解
通院のないマウスピース矯正を行う際は、通常以上のリスクがあることに注意しましょう。
マウスピース矯正の通院でよくある質問
マウスピース矯正終了後は通院する必要はあるの?
マウスピース矯正が終了後も、定期的な通院は必要です。個人差はありますが、通院頻度は6か月に1回程度が一般的。矯正中よりも通院頻度が少ないことが多いです。
矯正が終わったばかりの頃は歯が元の位置に戻ろうとします。適切な処置をしないと、せっかく綺麗に並んだ歯並びが崩れてしまう原因にもなるので、定期チェックを行い問題ないか確認します。
関連記事:矯正後の後戻りは防げるの?自分で治せる?後戻りに関する疑問を解決します!
マウスピース矯正では何回くらい通院するの?
トータルの通院回数は個人差が大きいので一概には言えませんが、2年間治療を行った場合はその間に10~15回程度通院するケースが多いでしょう。
ただし、歯の痛みがガマンできない、マウスピースを壊したといった何らかのトラブルが起きた場合は一時的に通院頻度が増えることもあります。
まとめ
マウスピース矯正の通院頻度は、個人差はありますが1~3カ月に1回です。3~4週間に1回のワイヤー矯正に比べて少なく済む傾向があります。そのため、忙しい方、遠方でなかなか通院が難しい方でも無理のない範囲で治療可能になりやすいです。
マウスピース矯正で成功するための秘訣は、定期的に歯科医師に状態をチェックしてもらいながら治療を進めることです。
アットスマイル矯正では、自分の歯並びがどうなっているのか、マウスピース矯正で治療ができるのか、通院頻度はどうなるのかなど歯科医師に無料で相談することができます。様々なエリアで提携しているので、マウスピース矯正が気になっている方はお近くのクリニックで一度相談してみてはいかがでしょうか。
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アットスマイル矯正についてざっくり紹介
- 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
- 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
アットスマイル矯正の矯正事例
アットスマイル矯正では出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせの矯正にも対応しています。横顔のEラインでお悩みの方もお気軽にご相談ください。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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